化粧品を使ってメイクするのは、女性だけの特権ではなくなりました。
性別に関係なく、メイクを楽しめるようになったのは、とても良いですよね。
メイクによって自分を美しく見せることは、精神的にも良い影響があると言われています。
メイクが好きな人も、ノーメイク派の人も色々いますが、今回はメイクの夢に関することです。
なぜ夢の中でメイクをしていたのか、なぜメイクを落とす夢を見たのかなど、細かい状況ごとに心理をひも解いてみましょう。
メイクの夢の意味
メイクの夢は、3つの基本的な意味があると考えられます。
①自分をより良く見せたい
②違う自分になりたい
③コンプレックスを隠したい
メイクの夢を見る心理として、この3つの基本を軸に考えていきましょう。
メイクが上手くできる夢
日頃からメイクをする習慣のある人でも、その日によって仕上がりに満足できないこともありますよね。
自分の思い通りに上手くメイクできると、一日とても気分が良いものです。
メイクが上手くできる夢を見るのは、自分のことを上手く表現できているという満足感のあらわれです。
自分が周囲の人にどう思われいるのかわからないとか、誤解されているのではないかなどの不安は今はあまり感じていないのではないでしょうか。
メイクが上手くできない夢
メイクをしても思い通りの仕上がりにならずにガッカリするような夢を見るのは、自分の表現方法が失敗しているという自覚のあらわれと考えられます。
どうにかして、自分のことを伝えたいと頑張っていても思うような結果が得られていないのではないでしょうか。
しかし、自分が思っているほど他人は人のことを見ていません。
上手く伝えられていないと思い込んでいるのは、自分だけという可能性もありますね。
化粧品を買う夢
口紅や目元のメイクに使うメイクアップ用品を購入する夢は、変わりたいという願望のあらわれだと考えられます。
メイクアップは、肌を整えるベースメイクから、口元や目元などのポイントメイク、またヘアスタイルを整えるヘアメイクまでトータルで考えるものです。
しかしその中でも、口元や目元のメイクはパッと目につきやすいので、イメージを変えるのにわかりやすい部分です。
化粧品を買う夢でも、口紅やアイシャドーなどのカラーバリエーションの豊富なポイントメイク化粧品を手に入れる夢は、イメージを変えたいという願望が高まっているのでしょう。
新たな出会いなどがあり、今までの自分とは違うイメージを望んているのかも知れませんね。
また、ポイントメイクではなく、ファンデーションなどベースメイクに使う化粧品を入手する夢は、日々の積み重ねの大切さのあらわれと考えられます。
どんなに目立つメイクをしても、肝心の土台の肌が上手く整っていなければ台無しになります。
その場しのぎではなく、日ごろからの地道な積み重ねが肌を整えることにつながりますから、日々の小さな努力を大切に思っているのではないでしょうか。
厚化粧する夢
濃いメイクをする夢には、2つの意味が考えられます。
夢の中でメイクを塗り重ねていたのであれば、コンプレックスを隠したい気持ちが強くなっていると考えられます。
塗っても塗っても、自分の嫌いな部分を隠しきれないと思ってしまうのではないでしょうか。
そしてもう1つは、違う自分になりたいという変身願望が強まっていると考えられます。
別人に変わりたいと思うのは、今の自分に満足できていない時なので、あまりいい心理状態とは言えないでしょう。
ただ、違う自分になることで、新しいことにチャレンジできる可能性があるので、すべてがネガティブな心理でもありません。
良い方向へ変われるように、この夢を機に考えてみると良いのではないでしょうか。
誰かにメイクされる夢
自分の顔に他の誰かの手でメイクされる夢は、誰かの影響を強く受けていると考えられます。
それが恋人なのか友人なのか、それとも先輩や上司なのか。
また芸能人など、強く憧れを持っている人に影響されている可能性もあります。
必ずしも夢の中であなたの顔にメイクをしていた人に影響を受けているわけではなく、誰かの影響で変わる可能性を示しているのではないでしょうか。
誰かにメイクする夢
誰かにメイクをする夢は、少し自己顕示欲が強くなっていると考えられます。
自分の価値観や世界観を誰かに理解してほしいという気持ちは、押しつけがましくなると嫌がられます。
誰かと共感しあえたり、共有し合えることを欲しているのではないでしょうか。
ほかの誰かにメイクをするのは、自分のカラーに染めたいという気持ちのあらわれだと考えてみると納得できるかも知れません。
メイクを落とす夢
メイクを落とす夢は、そのままの自分を受け入れてほしいという願望をあらわしています。
化粧をするのは、自分をより美しく見せたり欠点を隠したりするためにするものです。
しかしどれほどうまくメイクしたとしても、素顔の自分とは違います。
すっぴんになったときの自分に自信を持ちたいけれど、なかなか素直なままの自分を人に見せられないのでしょう。
思い切ってすのままの自分を見せてみても良いのではないでしょうか。
鏡を使わずにメイクする夢
どれほど毎日の習慣になっていても、現実的に鏡を見ないままメイクするのは不可能です。
しかし夢の中では鏡を使わずにメイクをしていたのです。
それは自分を飾ることや欠点を隠すことに対する違和感のあらわれです。
メイクがどのような仕上がりになるのかよりも、それを義務のように感じているのではないでしょうか。
自分を飾ることに疲れているのであれば、少しお休みしてみるのも良いのではないでしょうか。
化粧品を贈られる夢
化粧品を誰かからプレゼントされる夢は、恋愛に関する気持ちが高まっていると考えられます。
とくに口紅を贈られる夢は恋愛の心理が濃いと思います。
誰か気になる人がいて、その人が夢の中で口紅を贈ったのであれば、自分でも自覚しているのではないでしょうか。
受け身の恋を望む傾向があるので、あまり流されないようにしないと振り回されてしまうので気を付けましょう。
メイクを教わる夢
メイクのやり方を誰かに教わる夢は、自分のコンプレックスから解放されることをあらわしています。
我流でメイクをすると、自分のコンプレックス部分にこだわりすぎてしまう傾向があります。
自分ではどの程度が程良いのかわからなくなってしまうのです。
それでうまくいかないのが悩みになったりします。
夢の中で誰かにメイク方法を教えてもらうのは、自分がコンプレックスと思い込んでいることが、じつは他の人から見ればそうではないというのがわかり始めたと考えられます。
まとめ
メイクの夢を見る意味について状況ごとにまとめてみました。
性別や年齢に関係なく、メイクの夢を見たときには、チェックしてみてくださいね。