眠りから覚めて起き上がったのに、それはまだ夢の中だった・・・。
そんな夢を見たことはありませんか?
目が覚めて起きる夢を見は、現実との境目がわかりにくくなるので、ほんとうに目が覚めた後も妙な感じが残ることもあるようです。
また、目が覚めたはずなのにまだ夢の中だったという内容の夢は、同じような夢を繰り返し見ることも少なくありません。
今回は、目が覚めて起きる夢について解説します。
いつもの時間に目覚める夢
毎日の生活リズムが整っている人は、就寝時間と起床時間も規則正しいので、睡眠の質も良いため、あまり夢を見ません。
それでもいつもの起床時間に目が覚める夢を見るのは、毎日の生活に変化がなくて少し退屈しているからだと考えられます。
いつもの時間に目が覚めるように、体内時計も整っているなずなので、寝起きの悪さなんて感じなくなっているでしょう。
同じ時間に目が覚めたのに、まだ夢の中だったのなら、2つの心理がたたかうはずです。
「夢?でもそろそろ起きなくちゃ」と「まだ眠っていても大丈夫」という相対する心理が生まれるでしょう。
平凡でパターン化した日々に、少し飽きているので、今の生活に新しい刺激を取り入れることをおすすめします。
新しい出会いを求めて合コンしてみたり、転職するなど、今の生活に退屈する自分の心にスパイスをふりかけてみてください。
アラームで飛び起きる夢
目覚まし時計の大きな音や、スマホのアラーム音で驚いて飛び起きる夢は、あなたの心と身体が活力に満ちていることを示しています。
一日の始まりとしては、少しあわただしい感じで起き上がるのは、時間が足らないくらい日々が充実しているからです。
悪い心理状態ではないので、心配は要りません。
夜中に目が覚める夢
目が覚めたらまだ真夜中だったというのは、夢じゃなくて現実でもあることです。
夜中に目が覚めてしまうのは、良い睡眠状態ではないので、現実で何度もあるのなら、健康状態をチェックしなければいけません。
それが夢だったとしても、やはり良い心理状態とは言えません。
心に影響を与えるような、不規則な生活を送っているのではないでしょうか。
不規則な生活を続けると、自律神経を乱してしまい、肉体にも精神にも影響します。
夜中に目が覚める夢を何度も見るようなら、不規則な生活を見直してみてください。
目が覚めたのに夢だった夢
目が覚めて起き上がろうとしている自分が、まだ夢の中にいという夢は、明け方に見やすい傾向があります。
目が覚める夢は、リアルに目が覚めるのを拒んでいる時に見やすい夢です。
目が覚めてしまえば、また現実の世界に向き合わなければ生きていけません。
自分が置かれている環境や境遇から、逃げ出したい気持ちが心の奥底にあるのではないでしょうか。
何度も目が覚める夢
目が覚めるけれど、まだ夢の中だったということが、何度もあるのは、抱える悩み、ストレス、プレッシャーに耐えかねているからです。
限界を超えてしまうと、心のストレスだけでおさまらず、身体にも影響してしまいます。
今のあなたには、休息が必要なはずなのに、睡眠中までストレスに圧迫されています。
自分の心と身体をきちんと休ませることに、少し専念する期間を設けた方がよさそうです。
自分の声で起きる夢
自分の声で目が覚める夢は、睡眠に入った直後などによく見る夢です。
夢か現実がボヤっとしてわかりにくいと思います。
夢の中の会話で声を発していて、それで少し目が覚めつつあったのかも知れませんね。
自分の声で目が覚める夢を見るのは、性格的な問題だと考えられます。
いつも自分の意見を言えずにガマンしていたり、上手く伝わらない相手に疲れているからではないでしょうか。
おとなしく、控えめで、空気を読むタイプだと思います。
自分を抑制しているので、自分の声で目が覚めるような夢を見るのです。
物音で起きる夢
物音で目が覚める夢は、身近な音が脳裏に残っているからです。
とくに深い心理はないはずです。
ただ、救急車や消防車、パトカーなどのサイレンの音だったり、緊急事態や非常事態を知らせるためのサイレンは、自分に起こる事故や災害への恐怖心の表れです。
日頃からできる限りの備えをして、不安が大きくなり過ぎないように気を付けましょう。
誰かの声で目が覚める夢
誰かの声で目が覚める夢は、その声を発した人にストレスを感じているからだと考えられます。
もしも知らない人だったのなら、人と接することへの不安の表れです。
人の声に怯えるような、心細い心理状態なのではないでしょうか。
起き上がれない夢
目が覚めても起き上がれない夢は、疲労の蓄積を意味しています。
身体の疲れだけじゃなく、心の疲れもかなり蓄積しているようです。
起き上がれない夢は、しっかり眠れていないサインでもあるので、睡眠環境を改善してみるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
目が覚めたのに、まだ自分が夢の中にいて、夢なのか現実なのかわからなくなるようなことがよくあるのなら、心理的な圧迫や身体的な不安などを抱えていないか振り返ってください。
眠りの質も影響することがあるので、睡眠改善を心がけてくださいね。