留守番は、子供の頃はワクワクしたり心細くなったり、感情が揺さぶられます。
幼少期の留守番中に起こった出来事を、大人になっても忘れられないという人もいるのではないでしょうか。
夢の中の留守番も、現実と同じような気持ちになるのか、気になりますね。
留守番の夢の心理について、様々な状況ごとにみていきましょう。
留守番の夢の意味
留守番の夢の基本的な意味は、孤独、寂しさというネガティブな面と、解放、自由というポジティブな面に分かれます。
わかりやすく例えると、前者は子どもだけで留守番する時の心理であり、後者は大人が留守番する心理です。
それ以外にも詳しい状況によって違う読み解き方になるので、当てはまることや部分的にでも重なることがあれば、参考にしてください。
子供だけ複数人で留守番する夢
子供たちが複数人で留守番する夢は、今後の展開にワクワクして抑えられないような高揚した気持ちがあるのだと考えられます。
大人の目で監視されない留守番は、子供たちにとってたまらなく楽しい時間です。
あなたには、とても楽しみことが待ち受けているのではないでしょうか。
もしくは、そうなる予感に心が躍っているのかも知れません。
ただし、複数人の子供たちだけで留守番するのは、大人の目がいき届かないので危険も伴います。
調子に乗り過ぎて、危険な目に遭ったりしないように心を引き締めるための夢とも考えられますので、少し注意して生活すると良いのではないでしょうか。
子供が一人で留守番する夢
子供が一人で留守番する夢を見たとき、その子供があなた自身だったのなら、精神的な面で頼れる人を求めている時と考えられます。
子供が一人で留守番している間は、とにかく心細くなるので、誰でもいいから一緒に居て欲しいとすら思ってしまうのではないでしょうか。
この「誰でもいいから」という気持ちは、とても危険なので気をつけなければいけません。
自分にとって害のある人でも、一緒に留守番してれるなら信用してしまうかも知れません。
子供が一人だけで留守番する夢を見たときは、近くにいる人を信じ過ぎないように適度な距離感を持って接するようにしましょう。
前のめりになりやすい時期なので、周囲から人がいなくなるような恐れもあるため、気をつけないといけませんね。
一人で留守番する夢
あなたが一人で留守番する夢の意味は、自分が一人になることへの不安が大きくなっていると考えられます。
もともと一人で過ごしていたのであれば、留守番をすることもありません。
つまり誰かと一緒にいたことを意味するのです。
一人の寂しさを感じていたり、怖くなっているとしても、誰でもいいから一緒に居てくれる人に依存しないように気をつけましょう。
恋人宅で留守番する夢
恋人の家で留守番する夢は、自分自身の心の揺らぎをあらわしています。
留守中に恋人のことを色々と探りたくなるのは、誰もが共感すると思います。
その衝動に駆られるのは、恋人のことをもっと知りたい気持ちが強いからなので、自然な気持ちでしょう。
ですが、留守番を頼むということは、恋人から信頼されていることでもあるのです。
色々と探りたくなる衝動を抑えられるのか、あなたの自制心が揺らいでいるのではないでしょうか。
友人宅で留守番する夢
友人の家で留守番する夢は、その友人のことに興味を持っていることを意味します。
見えている部分だけではなく、もっと深いところまで友人のことを知りたいという願望があるのではないでしょうか。
留守番を頼まれるくらいの信頼関係を築きたいという願望や、知らない顔を見てみたいという欲求が少なからずあるのだと考えられます。
ただ、ズカズカと土足で人の心に入り込むのはダメだという自制心が働いているので、夢という形になって表れたのかもしれません。
留守番中の訪問者の夢
留守番している間に誰かが訪問する夢は、他人とのかかわりに対して、恐怖心や不安を感じているときだと考えられます。
留守番という状況は、訪問者への対応も役割のひとつです。
しかし、誰なのかもわからない訪問者は怖く感じるでしょう。
童話にありましたよね、留守番中の子ヤギが母ヤギに化けたオオカミに食べられてしまうという話。
留守番している間に訪問者が来るという夢を見るのは、人に対応することに自信を失っているのではないでしょうか。
留守番を頼む夢
留守番を誰かに頼む夢は、自分のすべてを知られても構わないと思える人の存在を感じていると考えられます。
夢のなかで、誰に留守番を頼んでいたのか・・思い出してみましょう。
もしも知らない人に留守番を頼んでいたのなら、信頼できる存在が欲しいという気持ちがあるのでは。
知っている人でも知らない人でも、留守番を頼めるのは相当な信頼がないと無理でしょう。
信頼したい人との関係を大切に考えるきっかけになると思います。
留守番を頼まれる夢
留守番を頼まれる夢は、自分の存在価値に自信がなくなっていると考えられます。
誰かから留守番を頼まれるのは、信用してくれるからなので、悪い関係ではないはずです。
しかし、自分が留守番している間に外出する人が何をしているのか・・。
留守番ではなく、一緒に外出する関係性を持ちたいと感じているのではないでしょうか。
つまり、信頼関係の価値観がズレてしまったと考えられるのです。
素直に自分の気持ちを伝えることが必要なのかも知れませんね。
留守番電話の夢
留守番電話のメッセージの夢は、あなたがもう一度、連絡を取りたい人のことがあらわれたと考えられます。
自分からではなく、相手からコンタクトをとってほしいと思っているので、留守番電話の夢というカタチになったのではないでしょうか。
メールもあるし、LINEもあるし、電話もある。
それなのに留守番電話のメッセージから流れる声が夢の記憶として残っているのは、直接連絡できない理由があるのだと思います。
留守番中に寝る夢
留守番している間に寝る夢は、責任感の強さのあらわれです。
ただ留守番といっても、来客や電話対応なども頼まれるかも知れません。
夢の中の留守番で寝てしまうのは、きちんと責任を果たさなければいけないというプレッシャーのあらわれとも考えられるのです。
真面目で人一倍責任感が強いのではないでしょうか。
まとめ
留守番の夢には、対人関係と自分自身の心の問題が混ざりあった心理の反映と考えられるため、少し複雑に感じるかもしれませんね。
夢の中で起こったことを思い出しながら、留守番の夢の意味を考える参考になればうれしいです。