「あなたの好きなタイプは?」と聞かれると、かなりの確率で「やさしい人」と答えるのではないでしょうか。
やさしい人を彼氏にしたいと思うのは、ごく自然な気持ちでしょう。
でも、やさしい人には気になることもあります。
そのやさしさが誰にでも同じく向けられているのか、それともあなただけにやさしい人なのか・・。
誰にでもやさしくて、誰にでも好かれる人だとすれば、逆にそういう彼氏と付き合うのは自分を苦しめることになるかも知れません。
誰にでもやさしい人が悪いわけではないのですが、そういう人と付き合うためにはいくつか覚悟しなくてはいけないことがあるのです。
それはどんなことなのか、チェックしてみましょう。
下心のあるやさしさ
下心のあるやさしさとは、何か目的や見返りを求めている行動です。
仕事関係者
同じ職場の人を好きになった場合、「誰にでもやさしい」と思うのは相手が仕事関係者だからかも知れません。
職場では自分のためにやさしい人になっている可能性もありますから、プライベートでの接し方との違いがあるのなら、自分にメリットがあると考えての行動です。
ポジション取り
仕事に無関係でも、友達などのグループ内でのポジションを考えて、みんなにやさしく振舞うこともあります。
自分がその中で優位な立場になりたいだけだとすれば、あまり気にする必要もないのです。
異性への下心
異性に対してだけやさしく接するのは、まさに下心です。
男性、高齢者、子供など、恋愛対象にならない人にはやさしくないのであれば、そういう人を好きになるのは自分が嫉妬に苦しむ結果になるでしょうね。
下心のないやさしさ
下心のあるやさしさとは違い、下心がなく、誰にでも同じようにやさしく接する人を好きになるのは相当な覚悟が必要です。
たとえば、困っている人を見かけると、何も考えずに自然に助けようと手を差し伸べれる人は、何の下心もありません。
そういう人こそ、好きになるべきなのでしょう。
しかし、彼女になると複雑な気持ちになってしまうのではないでしょうか。
困っている様子の人を見て見ぬふりできないのは、彼女としては気が気ではありません。
助けられた人は感謝しますが、なかには「もしかして私のこと好きなの?」と誤解してしまうかも知れません。
そうなれば、彼を奪われる危険も増えるわけです。
彼女としては「他の人にやさしくしないで欲しい」と言いたくなるのが当然すよね。
しかし、下心のないやさしさから行動する彼を止めるのは、難しいのではないでしょうか。
彼女としては、覚悟して付き合わないと自分が苦しくなります。
私の彼は困った人を放置できるような冷たい人間じゃない
どんな人にも同じようにやさしくできる人を誇りに思う
このように、彼のやさしさを認めて誇りとして感じられるようにならないと、ツラいと思います。
大切なことは、彼にちゃんと伝えることです。
困った人を放っておけないやさしいところが大好きだけど、私に一番やさしくして欲しい
これだけは、ハッキリ言っておきましょう。
まとめ
誰にでもやさしいのは、誰にでも好かれたいとか、誰にも嫌われたくないとか、ネガティブに見られることもあります。
それが原因で人に信用されないこともあるので、意外と友達が少なくて孤独を感じているかも知れません。
だからこそ、恋人になった人を苦しめないように、他の人と同じではなく一番の存在として認めてもらえるようにすれば、自然に覚悟も生まれてくるのではないでしょうか。