大人になれば、どこかで道に迷っても自分で何とかできるはず。
それでも夢の中で迷子になっていたとすれば、何だかとても心細くなってしまいますよね。
迷子になって泣いて親を探した経験がある人は、どの時の不安や恐怖を思い出してしまうかも知れません。
夢の中の迷子には、どんな心理状態が影響しているのか気になりますよね。
迷子の夢について解説しましょう。
自分が迷子になっている夢
自分が迷子になっている夢を見るのは、今のあなたなのか、子供の頃にあなたなのかによって意味が変わってきます。
子供の頃のあなたが迷子になっている夢を見たのなら、あなたは自分のキャパを超えて困っていることがあるからでしょう。
子供の自分に戻って夢に見るのは、今の自分の実力以上のことを任されたり、実力以上のことを求められていることを示しています。
今のあなたが迷子になっている夢を見たのは、現実から逃げ出してしまいたいという願望が強くなっています。
何もかも放り出してしまいたいという願望があるけれど、そうする勇気が持てないのは、進む道が見えないからでしょう。
何度も迷子になる夢を見る
同じ夢を何度も見るのは、精神的な問題を抱えていることが多いので、少し注意が必要です。
迷子になる夢を何度も見るのなら、どこで迷子になっているのか思い出してみましょう。
例えば遊園地や動物園など子供が喜ぶようなところで迷子になっている夢を何度も見るのは、子供の頃の自分が今のあなたに何かを伝えようとしています。
子供の頃の夢や希望をすっかり諦めてしまったと思っていても、本心では諦めきれないことがあるのではないでしょうか。
チャレンジしたいことがあるのなら、勇気を出してみるのも良いと思いますよ。
迷子になる場所がビルのような建物だったのなら、仕事に関して迷いがあることを示しています。
迷子になって誰かに助けられる夢
迷子になっているあなたが、誰かに助けてもらう夢を見たのは、まさにあなたが誰かの助けを必要としている心理の表れです。
アドバイスをしてくれる人、相談に乗ってくれる人、ただただ愚痴を聞いてくれる人など、身近な人に助けてもらいたいと思っているのではないでしょうか。
迷子になっているのに誰も助けてくれない夢
迷子になっているのに、誰もあなたを助けてくれない夢は、とてつもなく心細くなってしまいます。
しかし、誰の助けも受けられない夢は、自立心が大きくなっていると考えられます。
いつも困った時には誰かが助けてくれたのは、あなたの人徳なので、それはとても良いことです。
でも、誰かに助けられているばかりで、自分の力で窮地を吉抜けられない自分がイヤだったのではないですか?
誰にも助けてもらえない迷子のあなたは、これから自立していけるでしょう。
迷子になっている人を助ける夢
自分ではなく迷子になっている人を助ける夢は、あなた自身がとても自信に満ちていることを示しています。
もしも周りに迷子になって困っている人を見つけたら、すぐに手を差し伸べることが自然にできるのは、気持ちの余裕を表しているからです。
現実に人を助けることに興味があるのなら、ボランティアに参加するなど、行動にうつしてみても良いでしょう。
迷子になっている人を見て見ぬふりする夢
迷子になって困っている人や、迷子で泣いている子供を見ても、見て見ぬふりをする夢を見るのは、良い気持ちにはなりませんよね。
現実にそういう人を見かけたら、そういう人間にはなりたくないと冷たい視線を送りたくなるのではないでしょうか。
夢の中の自分がそんな冷たい人間だったことにショックを受けるかも知れませんが、悪い心理状態ではありません。
そういう自分になってはいけないという気持ちが働いているのです。
あなたは困っている人を見て見ぬふりするような人間にはなりたくないと思っているはずです。
その心理が反映して、迷子で困っている人を見て見ぬふりした夢を見たのでしょう。
迷路で迷ってしまう夢
夢の中で迷子になっている場所が迷路だったのなら、その夢は良い心理状態が影響しています。
迷路というのは、そこから抜け出すためにあるものです。
迷うことが前提の迷路なので、そこで迷子になっているのは、迷いながらも抜け出すことを目的にしているからです。
あなたは困った状態になっても、それを乗り越えようとするつもりでいるはずです。
迷路でウロウロと迷子になっていた夢を見ても、不安になることはありませんよ。
まとめ
夢の中で迷子になっていても、悪い予兆だったり、悪い心理状態が影響しているとは限りません。
迷子の夢にも良い深層心理の反映もあるので、むやみに心配しなくても大丈夫です。
コメント