子連れ再婚をした人が新たに子供を作ることに後ろ向きになる理由は!

結婚・再婚

子連れ再婚をしてステップファミリーとなった後に、新たな夫婦の間に子供を授かることについてためらってしまう人が少なくありません。

それは母子家庭や父子家庭から再婚した人であれば、どちらでも起こる感情です。

せっかく夫婦になって、家族が増えるのは幸せなことなのになぜ?

子供を授かることに何の迷いもためらいも必要なのでは?

と周囲は考えるかも知れません。

しかし子連れ再婚の場合は、血のつながらない子供と家族になることを最優先と考えている夫婦もいるので、そこに新たな家族が増えると、子供の気持ちに複雑な感情が生まれるのではないかと心配してしまうのでしょう。

また、血のつながらない子供と自分の血を分けた子供と同じように接することができるのか?という継親側の不安もあるから迷いが生じてしまうのです。

子連れ再婚をする人は年々増加しています。

ステップファミリーとして幸せになるために、新たに赤ちゃんが生まれることについて、どう向き合うべきなのか悩む人は少なくないのです。

子連れ再婚した後に子供を授かることについて考えてみました。

ひとり親の再婚に子供が感じる気持ちについては、こちらでも詳しくかいていますので、よろしければ参考にしてください。

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子供を作ることに後ろ向きになる理由

子連れ再婚にも色んなパターンがあります。

夫と妻がそれぞれに子供がいて再婚するケースもあれば、どちらが一方だけが子連れ再婚のケースもあります。

双方が再婚でも子供がいないのなら、初婚同士の夫婦と変わらないでしょうが、子供を連れての再婚はクリアしなければいけない問題が数多くあります。

無事に再婚した後にも、また新たな問題に悩むこともあるでしょう。

その1つが、新たな命を授かることへの考え方です。

前向きに考える人もいますが、今回はなぜ後ろ向きになってしまうのか考えてみます。

後ろ向きになってしまう理由から見ていきましょう。

子供への後ろめたさ

再婚した時に子供はすでに義務教育を終える年齢だった私自身の経験でも感じたのですが、子連れ再婚した後に新たに子供が生まれることで、上の子たちが自分の居場所をなくしてしまったように思うのではないかと心配になりました。

母子家庭や父子家庭で少なからず苦労をかけてきた子供が、新しい生活になって自分の安心できる場所を作ろうと努力しているのに大丈夫だろうか・・。

と考えてしまうことがあるようです。

子供の年齢が小さいと、下の子が生まれて赤ちゃん返りすることがあります。

ステップファミリーとなると、子供の気持ちも複雑になってしまうのも仕方ないのです。

親の都合で片親になり、寂しさをガマンさせてきたのに、またさらに寂しくさせてしまうのが心配になってしまうのです。

子供の気持ちを色々と考えていると、新しい命を授かることに後ろめたさを感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

孤独を感じさてしまう怖さ

赤ちゃんが生まれると、育児の忙しさで上の子が寂しい思いをすることがあります。

子連れ再婚した相手が継親として上の子にしっかり向き合ってくれたとしても、小さな赤ちゃんに対する態度を見ていれば、孤独を感じる子もいるかも知れません。

上の子を積極的に育児に参加させることや、十分に上の子に接する時間を確保できるかどうかなど、育児の環境を整えていないと子供の心に深い傷をつけることになってしまう恐れがあります。

もしも上の子が中学生以上の年齢だとしても、まだまだ親の愛情を必要としている年齢です。

寂しがるような態度を取っていなくても、心の中では「自分がいない方が楽しそうだな」なんて屈折した気持ちになることも考えられるのです。

子供の年齢が高ければ、新しい家族として向き合ってくれるようにきちんと話すことが大切ではないでしょうか。

素直に喜べない辛さ

これは私の知人のケースです。

父子家庭で高校生と大学生の息子を育てていた男性と結婚した女性の話です。

その知人は初婚だったので、自分の子供が欲しいという気持ちがあったのですが、年齢が40代前半ということもあり授かることは諦めていたそうです。

でも、自然に任せてもしも妊娠したら産みたいと思っていたそうです。

しかし、夫からは「子供はいらない」とハッキリ言われてしまい、かなりショックを受けていました。

半ば諦めていたとしても、自然に任せて授かったのなら嬉しいと思うし、夫も喜んでくれると考えていたからです。

結局は「たぶん、もう妊娠はしないだろう」ということで、積極的な子作りはしないまま自然に任せることになったそうです。

その結果、自然妊娠して子供を産むことになったのですが、妊娠を告げた時には喜んでくれないのではないかとビクビクしながら伝えたそうです。

結果的にはすごく喜んでくれて、女の子が生まれて2人の息子もめちゃくちゃ可愛がってくれたので何もかも円満になったので良かったのですが、妊娠した時の複雑な気持ちは今でも忘れないと言っていました。

しかし、なぜ旦那さんは「子供はいらない」なんて言ったのでしょうか。

理由を聞いてみると、やはり息子たちがどう思うのか心配だったようです。

ただそれだけじゃなく、妻の気持ちも考えての言葉だったのです。

旦那さんの方は、年齢的なことも考えて子供を欲しがると妻にプレッシャーを与えることになると思って、あまり欲しくないような言動をしたようです。

もっと丁寧に説明すれば彼女がショックを受けることもなかったのでしょうが、言葉が足らないために誤解を生んでしまったのでしょう。

ステップファミリーの幸せのカタチ

子連れ再婚の後に新たに子供を授かることについて、複雑な気持ちになった経験がある人は少なくありません。

私自身のケースもそうですし、周りの知人たちの話を聞いていても、連れ子の気持ちを考えてしまうと、罪悪感すら持ってしまうという母親もいます。

結果として生まれてきた赤ちゃんのおかげで、ステップファミリーの絆が強まることも多いので、あまり心配する必要はないと思うのですが、大切なことは再婚前に子供に対する考え方を二人でしっかり話し合っておくことが大切だと思います。

子供を作らないと双方が納得して再婚する場合は、連れ子が新しい生活に慣れるように夫婦で全力でサポートする時間がたっぷりあります。

二人の間に新たな命を授かりたいと思って子連れ再婚する場合は、連れ子も含めて赤ちゃんを迎える心の準備をすることに時間を割くようにしましょう。

赤ちゃんと連れ子の間に距離ができないように、妊娠中からちゃんと関わらせることが大切ではないでしょうか。

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子連れ再婚のリスクとの向き合うこと

子連れ再婚を決めた二人は、新しい家族になることで幸せになりたいと思っているはずです。

そんな時に幸せな気持ちに水を差すようなことを考えたり、話題にするのは避けたいと思うものです。

しかし現実に世の中では子連れ再婚の家庭で子供たちが不幸な境遇に置かれることが問題になっています。

子供たちが不幸な目に遭ってニュースになるような事件も後を絶たないのが現実です。

幸せになるつもりの結婚でも、不幸な結末になることはあるのですから、リスクのついても二人で話し合っておくべきだと思います。

目を背けてしまうと、後から問題が起こった時にはもう手遅れになってしまうこともあります。

幸せな時だからこそ、子連れ再婚のリスクにどう向き合うのか話し合うべきではないでしょうか。

連れ子の養育にかかる費用を出し渋る再婚夫についてはこちら。

まとめ

子連れ再婚した後に生まれた子供がステップファミリーに幸せを運んでくれる天使になってくれるといいですよね。

新たな命を迎える準備をするのかどうか、本来は再婚前にお互いの考えを知っておくべきですよね。

結婚してから問題にしないためにも、子連れ再婚には準備期間が重要なのではないでしょうか。

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