今まで誰とも付き合ったことがない女性は除き、恋愛経験や結婚の経験があれば、一度くらいは浮気されたという割合が圧倒的に多いと思います。
浮気現場を目撃したとか、浮気相手と直接対決するような衝撃的な経験はしなくても、疑わしい点を追求して認めさせたというようなケースが大半を占めるでしょう。
でもね、世の中には「一度も浮気されたことがない」という人もいるのよ
それがホントなら、羨ましい話だよ
ほんとそうね
でも、そういう人はただ浮気に気が付かないだけの可能性もあるよ
そうなんですよ。
何度も浮気される女性は、好きな人に裏切られるショックがトラウマのようになってしまい、些細なことも怪しく感じてしまいます。
勘が鋭くなるので、浮気の兆候を見逃さなくなるのです。
ということは、浮気されやすいのではなく、浮気を見つけやすくなっているだけ?
とも言えますね。
一度も浮気されたことがない女性は、勘を研ぎ澄ますことがないので、鈍感なだけなのかも知れません。
それは幸せなんだろうか・・。
考え方によりますが、鈍感な生き方のメリットとデメリットを比較してみましょう。
鈍感な生き方のメリット
鈍感というと、いい印象を持たないかも知れません。
ですが、鈍感な生き方ができると、色んな面で幸せになれると言われています。
人間関係、とくに恋愛においては鈍感な方がメリットが色々あると思います。
具体的なメリットを見ていきましょう。
ケンカになりにくい
パートナーとケンカになるきっかけは、とても些細なことが多いと思いませんか?
それは相手の言葉や態度に敏感になってしまうのが原因とも言えます。
相手の言葉や態度がいつもと少々違ったとしても、気にしない、気が付かないのであればケンカの原因になりません。
相手の顔色や言葉の端々の変化に敏感な人よりも、ずっとケンカの発生率は低いのです。
好き好んでケンカする人はいないですから、大きなメリットですよね。
大切にしてもらえる
パートナーに対して、尽くす女性というのは、相手の求めているものを敏感に察知する能力に長けています。
それは長所かも知れませんが、都合の良い女として利用されてしまうリスクもあります。
しかし鈍感な人は、逆に大切にされる傾向があります。
ただ相手の気持ちを察知しようとしないだけで、とくに駆け引きしているわけでもないのでしょうが、自分にもっと興味を持って欲しくて一生懸命になるからではないでしょうか。
浮気されにくい
鈍感だから怪しむこともなく、パートナーを信じている様子を見れば、よほど悪い人じゃない限り裏切ることに罪悪感を持ちます。
わざわざ
あなたのこと信じているから
なんて言わなくても、日ごろから疑われていると感じないので、裏切りにくくなるのでしょう。
鈍感なだけで、知らず知らずのうちに浮気防止になっているのなら、それはメリットと言えますよね。
鈍感な生き方のデメリット
鈍感な生き方には、とくに目立ったデメリットはないと思います。
強いて言えば、心底の悪人に騙されやすいということくらいでしょうか。
たとえば、付き合った男が性根の腐ったクズなのに、表面上はやさしい顔をしているので、気が付かずにとことん騙されて気が付いた時にはボロボロになってしまうという恐れです。
ただ、とことん悪い男は、どんなに勘の鋭い女性でも騙されることがあります。
鈍感な人は気が付くのが遅いので、傷が深くなってしまうので、その点はちょっと心配です。
ですが、疑うことを知らないタイプの人には、勘の鋭い知人や友人の存在が頼りになります。
周囲の助言や忠告に素直に耳を傾けられるのなら、さほど心配は要らないのではないでしょうか。
敏感よりも幸福度が高い
勘の鈍い人間にはなりたくないと思っている人にとって、あまり嬉しくない内容だったと思います。
一般的に考えれば、鈍感なタイプとの人間関係は疲れるから、煙たがられると思うのですが、じつはそうでもありません。
逆の立場で考えてみると、自分の顔色や言葉に敏感に反応されるのは、嬉しい時もありますが、ウザく感じる時もあるはずです。
放っておいて欲しい時、そっとしておいて欲しい時にも、あれこれ心配して声をかけてくる人は、敏感なのに相手の気持ちを推し測る点では鈍いのです。
大切なのは、自分の心がツラくなるような事柄に、あえて敏感になる必要はないということではないでしょうか。
「一度も浮気されたことがない」という女性たちの多くは、あえて自分が見たくないこと、知りたくないことにアンテナを張らないだけなのではないかと・・。
少しくらい鈍い方が幸福度が高いと思います。
まとめ
もしもあなたの周りに「一度も浮気されたことがない」という女性がいるのなら、そっと見守ってみてください。
きっと日頃からとても幸せそうに暮らしているのではないでしょうか。
小さなことに気が付くのは、とても良いことです。
ですが、見たくないものをあえてほじくり出して探すのはやめて、自分にやさしくなりましょう。