結婚式の招待状が届いて「なんで?」と思った経験はありませんか?
結婚式の招待は、親戚や友人、職場で親しくしている同僚やお世話になっている上司、学生時代の恩師などを招待するのが一般的ですよね。
招待客の人数をどのくらいに設定するのかによって、どの程度の付き合いの人まで招待するのか考えるはずです。
ある日突然、10年以上も会っていない地元の友達から結婚式の招待状が届いてビックリした経験がある私は、結婚式に招待されても素直に喜べなくなってしまいました。
私のように、思いがけない人から結婚式の招待を受けた時の上手い対応をまとめてみました。
招待客の人数合わせのため?
結婚式に招待されると、友人の場合は3万円のご祝儀を包むのが相場です。
3万円のご祝儀の他にも、着物の着付けやヘアメイクなど別の費用もかかります。
それを承知の上で招待できるのは、人間関係が築かれているからでしょう。
私は10年以上連絡も取り合わず、年賀状の付き合いもしていなかった友人から招待状が届いてホントに驚きました。
出席しようか迷った挙句、上手に断る方法も見つからなかったので出席しました。
出席してみてわかったことですが、お相手の招待客との人数バランスを合わせるために、それほど親しくない旧友まで招待したことがわかってしまいました。
親戚の人数や同僚や親しい友人の人数が大きく開いてしまうとバランスが悪いので、新郎新婦双方の招待客の人数を同じくらいに合わせることは珍しくないようです。
招待客の人数合わせをする理由
結婚式にかかる費用は、招待客が多ければ多いほど高くなります。
ご祝儀がそれだけ多く集まるとしても、結婚にかかる費用はそれだけではありませんよね。
新居を準備する費用、家具や家電の購入費用、新婚旅行の費用など、まとまったお金が必要です。
結婚式の費用は、新郎新婦が本人たちのお金だけで払えるとは限りません。
お互いの親が援助することもあります。
その場合、招待客に差があるとお金の負担でもめる場合があるのです。
招待客の人数で細かく計算して負担割合を決めれば済む話でしょうが、一度でもお金の問題でもめてしまうと、後々まで引きずってしまうかも知れないので、人数に差があるのは問題になってしまうかも知れません。
世間体とか、見栄やプライドなどで無理に招待客の人数を合わせようとすると、ほとんど付き合いのなくなった昔の友達にまで招待状を出す結果になってしまうのでしょう。
ほんと、迷惑な話です。
親しくない人への断り方
ほとんど付き合いのない旧友から招待を受けた場合は、気を使うことなく欠席させていただきましょう。
理由は無難な「先約」が良いですね。
普段、ほとんど付き合いがない人なら怪しまれることもありません。
親戚の結婚式、友達の結婚式、職場でお世話になっている人の結婚式と重なってしまったから出席できないとお断りすれば良いのです。
家庭の事情は人それぞれありますし、親しい人には使えないことですが、疎遠になっている人ならバレることもありません。
おめでたいことなのに、ウソをついて断るなんてダメでしょ!
そんな風に考える人もいると思います。
罪悪感に苦しみたくないから出席するというのならそれもいいでしょう。
イヤイヤながらも出席してみると、新たな出会いが見つかるなんてラッキーな出来事もないとは言えませんから。
出席する気持ちがあってもお葬式と重なった場合は!という問題はこちらから。
気が進まない場合の上手い断り方
そこそこ付き合いがあり、ほどほどに仲の良い友達や同僚から招待されたけど、気が進まない。
本音を言えば出席したくない場合は、断り方も少し気をつけないといけません。
ご祝儀を出すのが厳しいから欠席するとか、そんな理由で断るのはその後の人間関係が壊れるかも知れません。
それがホントの理由だったとしても、そのまま伝えるのは不愉快な気持ちにさせてしまうでしょう。
理由は詳しく説明しなくても良いので、「先約がある」とか「家庭の事情」とだけ伝えます。
ただ、出席したかったのに残念だということを強くアピールしましょう。
二次会や三次会だけ参加するとか、お祝いの品物を贈るのを忘れないようにすれば良いのではないでしょうか。
まとめ
結婚式に高額なご祝儀を包む風習があるので、純粋に祝福したい気持ちの前にお金のことを考えてしまいます。
ご祝儀文化がなくなれば、理想なのに・・・。というのが私も含めた多くの人たちの本音だと思います。