選挙といえば政治をイメージしますよね。
国会議員、県会議員、市会議員などを選ぶのが選挙制度です。
ですが、じつは身近なところにも選挙は行われています。
たとえば、子供の頃に学級委員を選んだり、生徒会長を選ぶのも選挙です。
PTAや町内会などでも、選挙で会長を決めることもあります。
自分には無関係だと思っている人でも、どこかで選挙と関わっている可能性はありますよね。
そして選挙の夢を見るのは、心の奥底にある何かが影響しているのかも知れません。
選挙の夢を見る心理について解説しましょう。
選挙の夢を見る意味
選挙の夢の基本的な意味は、
・自分の人気が気になっている
・信頼できる仲間を求めている
このようなことが影響していると考えられます。
選挙の仕組みを考えると、多くの人から認められ、選ばれることです。
自分が選挙に立つ夢だけじゃなく、他の人を応援する夢など、内容によっては意味も多少違います。
どのような内容であったか、思い出しながらチェックしていきましょう。
自分が選挙に立候補する夢
自分自身が選挙に立候補する夢は、「私をもっと認めて」という欲求が反映したと考えられます。
もしもあなたが現実に、何かの選挙に出馬しようと一瞬でも考えたことがあるのなら、その気持ちが残っているからなのですが、政治に関心もないのに立候補する夢を見るのは、「私を知って欲しい」とか「私を認めて欲しい」という気持ちの表れだと考えられます。
立候補して当選する夢
選挙に立候補して見事に当選する夢は、あなたの自信の表れです。
あなたは周りから認められる自信に満ちているのではないでしょうか。
そういう自信を持っている時期なので、何か新しいことに挑戦しても上手くいく可能性が高いと思います。
立候補して落選する夢
立候補したのに落選する夢は、あなたが周囲への気配りが足りていないことを実感しているからではないでしょうか。
選挙は一人では戦えません。
色んな仲間に支えられて、選挙活動をします。
どんなにすばらしい人でも、周りの仲間への気配りができないのでは、縁の下の力持ちになって支えてはもらえません。
自分だけの力では、限界があることを心のどこかで感じているはずなので、もっと周りのことを考えましょう。
家族が立候補する夢
家族が選挙に立候補する夢は、家族の結束を映しています。
立候補した家族をみんなで応援して、選挙運動を一緒に頑張る夢は、家族の結束の無さを感じているからです。
また、家族が立候補するのを反対している夢は、家族のことで自分にも影響が及ぶことへの懸念です。
家族と言っても、すべての責任を連帯する必要はないので、一人でやっていけるという自信を持ちたいのではないでしょうか。
投票する夢
投票所で投票用紙に名前を書いて投票箱に入れる夢は、あなたが誰かの力に頼りたいという気持ちの表れです。
政治に文句を言っても、自分の力で国を動かそうとか、簡単に決断できることではありません。
だから自分の考えに近い人に投票して、自分の代わりになって欲しいと願うのです。
それが一票を投じる意味です。
あなたが投票したのが誰なのかが問題ではなく、あなたが誰かに投票したことでその人が力をかしてくれるという願いが表れたのでしょう。
自分ではできないことを、誰かに託したいことがあるのかも知れませんね。
選挙運動を手伝う夢
夢の中で選挙運動を手伝う夢には、2つの意味が考えられます。
もしも応援している人が現実に知っている人物だったのなら、その人との関係は長く続かないでしょう。
選挙期間は短いので、人間関係も長続きしない予感がしているからです。
選挙運動を手伝う人が知らない人物だったのなら、あなたは表舞台に立つよりも、裏方に徹したいという願望が反映したと考えられます。
カップルで投票に行く夢
恋人や夫婦で投票に行く夢は、あなたが好きな人と同じ価値観を望んでいるからです。
恋人でも夫婦でも、まったく同じ価値観であるわけないのですが、あなたはそれを望みがちなのでしょう。
違う価値観を持っている2人が、お互いの違いを楽しむような関係では満足できないのかも知れません。
好きな人が立候補する夢
好きな人が選挙に立候補する夢は、あなたが思い描く理想像の高さを表しています。
選挙に立候補して、政治家を目指そうとする人は、家庭よりも政治を優先するかも知れません。
それでもパートナーになる人は、多くの人から選ばれる人物であって欲しいという願望があるのです。
応援した人が当選した夢
選挙で応援していた人が、見事に当選する夢には、願いを受け入れて欲しいという強い気持ちの表れです。
応援した人は、あなたの願いの象徴でもあるのです。
また、あなたが応援したことで、誰かの助けになったという気持ちになる夢だったのなら、人の為に何かできることを探しているのではないでしょうか。
小さなことでも良いので、ボランティア活動を始めるのも良いと思います。
応援した人が落選した夢
応援していた人が落選してしまう夢は、願いが叶わない予感の表れだと考えられます。
立候補者に自分の願いを託そうとしているけれど、自分が人に頼り過ぎているのではないかと心の底では感じているのではないでしょうか。
他力本願ではいけないと、自分自身が気付いているサインだと思います。
選挙速報をテレビで見る夢
選挙の開票速報をテレビで見ながらドキドキしている夢は、すでに終わってしまったことへの後悔の気持ちが反映しているのだと考えられます。
立候補者当人でも、選挙運動を手伝った人でも、ただ応援して投票した人でも、速報を見る時は同じです。
もう何もできないのですから。
あなたが「もっと頑張れたのではないか・・」という出来事が少し前に会ったのだと思うので、よく考えてみましょう。
家族で投票所に行く夢
家族そろって投票所に出かける夢は、家族との関係がとても良好で、家族を大切に思う気持ちが強いことを表しています。
選挙の投票は、願いを叶えるための1つの手段でもあるので、家族がお互いを思い合える気持ちが強いのではないでしょうか。
選挙のポスターの夢
選挙期間になると、候補者の顔と名前の載っているポスターが掲示板に貼り出されます。
そのポスターが自分の顔だったという夢は、世の中への不満の表れだと考えられます。
社会への不満が心の奥底に渦巻いているのであれば、身近なところから改善する努力が必要かも知れません。
またポスターの顔が友人や知人だったという夢は、その人へを頼る気持ちの表れと考えられます。
選挙カーでウグイス(カラス)をする夢
選挙の時になると、選挙カーが街中を走りますよね。
その時にマイクで候補者の名前を連呼する夢を見るのは、自分の話をもっと聞いて欲しいという願望の表れです。
女性はウグイス、男性はカラスと呼ばれる役割は、マイクを使って声で候補者の名前を広めます。
イヤでも耳に入る選挙期間のあの声を発する人になる夢は、自分の話を周りが聞き入れてくれないことへの不満が見せた夢だと考えられるのです。
選挙演説を聞いている夢
立候補者がマイクを持って演説している場所に居合わせて、その演説を聞いている夢を見たのは、多くの人と共感したいという気持ちの表れです。
演説に足を止める人は、その候補者の話に興味を示したからです。
多くの人たちと同じ気持ちになりたいという願望を持つということは、少数派である自分に不安を感じているのかも知れません。
多数派の仲間入りをして、その他大勢に埋もれた方が安心できると思っているのではないでしょうか。
ただし、その演説を聞いている人がとても少数だった場合は全く違います。
その他大勢ではなく、少数派でも自分と同じ気持ちの人とつながりたいという願望が強くなっているのでしょう。
選挙の投票結果を集計する夢
選挙の結果は、投票用紙を集計します。
夢の中で投票用紙を集計していたのは、あなたが空気を読もうとしているからです。
選挙とは、民意を反映します。
集計する夢には、今あなたを取り巻く世界の流れを知りたい気持ちが強くなっているからでしょう。
空気を読もうとし過ぎて疲れないように、気を付ける時期とも考えられます。
まとめ
選挙の夢は、自分がどの立場だったのかによって、まったく意味が変わります。
自分の心を反映するとしても、候補者なのか応援する人なのか、色んな立場があります。
夢の内容を思い出しながら、チェックしてみてくださいね。