夢の中で神社にいるのは、神聖な気持ちになって目が覚めそうですよね。
また神社の夢を見ると、何か神様のお告げのようなことが夢に隠されているのではないかと思ってしまいませんか?
神社と関わりのある生活を送っている人は別として、普段は初詣くらいしか神社に行かない人が、夢の中で神社にいればそんな気持ちになるのもわかります。
神社という場所から発せられるメッセージなのか・・・なんて深読みしてしまいそうですね。
神社にいる夢には、どんな意味があるのか、そしてどのような心理状態が影響したのか解説します。
神社の夢の意味
神社の夢には、困難や苦悩を解決しようとする意味があります。
神頼みするかどうかではなく、神社という場所の夢は困難や苦悩が見せていると考えられるのです。
神社の夢は、困難や苦悩が解決できる兆しを感じさせます。
神社でお参りしている夢
神社で参拝している夢を見たのは、あなたの中で何かとても困ったことがあり、神様にすがりたくなるほど追いつめられている心が影響した可能性があります。
普段から神社に足繁く通っているわけじゃないのに、急に神社でお参りしている夢を見るのは、神頼みしたくなるようなことがあるのではないでしょうか。
また、神頼みしたくなるのは、あなたを助けてくれる人が近くに誰もいないことを示しています。
もしくは、誰かが手を差し伸べてくれても、強がってしまい、素直に助けてもらえない自分がいることに気が付いているという可能性もあります。
夢から覚めて、何かにすがりたい気持ちになっている自分に気が付いてあげないと、ほんとに一人で何もかも背負うことになってしまうので、もっと周りの人を信頼することが必要なのではないでしょうか。
お賽銭がない夢
神社でお参りの前に、お賽銭を用意しようとしたら、お金がなくて途方に暮れている夢。
お賽銭がなくて困る夢は、願いを叶えるためには、自分の努力がもっと必要だという意味です。
それは無意識のうちに自分でわかっているので、神頼みではダメだと自分を奮い立たせる気持ちが夢になったと考えられます。
神社に向かう夢
神社に向かうのは、とても清らかな気持ちになっていることを示しています。
清らかな気持ちというのは、あなたの迷いが吹っ切れたということではないでしょうか。
これから神社に向かおうとしている夢を見たのは、あなたが何か目標になるものを見つけられたサインだと考えられます。
新たな目標や夢に向かって歩み出そうとする時には、成功するようにお願いしたくなる気持ちの表れだと考えられます。
この夢を見たのなら、身近にある神社に参拝してみるのも良いと思います。
神社の鳥居をくぐれない夢
神社の入口には、鳥居がありますよね。
鳥居をくぐりたくても、どうしてもそこから進めない夢を見てしまうと、不吉なことが起こりそうな気がしてしまうかも知れません。
神社に入れない。鳥居をくぐれない夢は、あなたの心の中に良心に耐えかねることがあることを示しています。
自分では間違ったことをしたくないと思っていても、それが許されない社会で生きていると、とても苦しむと思います。
悪いことを拒めない自分のことを責める気持ちがあるのではないでしょうか。
そして、自分は汚れた心の持ち主だから、神社へ入れないように拒まれているという思いが神社の鳥居をくぐらせない夢となったのだと考えられます。
あなた自身の良心に従って、周りに流されずに行動することが大切です。
神社で人と会う夢
神社で誰かと出会う夢は、その人物との関係性が影響しています。
全く知らない人物であれば、あなた自身が周りの人とのコミュニケーションが上手くできていないことに焦りを感じているサインです。
周りの人たちと上手くいくための力を求めているのではないでしょうか。
友達や知人と会ったのなら、その人ともっと仲良くなりたい、信頼関係を築きたいと思っているはずです。
そのきっかけを自分が作れないので、誰かがチャンスを与えてくれるのを待っているのだと考えられます。
神社で亡くなった人に会う夢
お寺ではなく神社で亡くなった人の夢を見るのは、その人に対する尊敬や崇拝の気持ちが強くなっているからです。
この世に居ない人は、手の届かない遠い存在として崇めたくなることがあります。
そうして崇めることで、すがる対象を作ろうとしているのだと思います。
心の拠り所になるのなら、悪い夢ではありません。ただ、あまり依存し過ぎないように気をつけましょう。
あなたは身近な友達や先輩などに対して、強い影響を受けやすい傾向があるのではないかと考えられます。
良い影響だけじゃなく、悪い影響も受けやすい面があるので、自分の考え方をしっかり持てるようになることが大切だと思います。
神社でお守りなどを授かる夢
神社では、お守りやお札などを授与していただけます。
普段はほとんど神様の存在を気にして生きていない人でも、お守りやお札は大切に扱わなければいけないと思うものですよね。
そういう特別なものを夢の中で授かるのは、あなたがとても大切にしたいと思うものがあり、それを手にしたいという願望があるからです。
夢の中で神社を参拝し、お守りなどを授かったのは、何か大切なものを手に入れようとしている時です。
授かったお守りやお札などを失くさずに、大切に扱っている夢なら、欲しいものが手に入る日が近いことを意味しています。
しっかり手に入れるまで油断せず、そして手に入れたものを大切にしてください。
神社でおみくじを引く夢
神社でおみくじを引くのは、身近な占いの感覚でしょう。
ですが、夢の中でわざわざ神社まで行っておみくじを引くのは、アドバイスを求めているからです。
おみくじには、生きるヒントのようなことや、注意すべきことなどが書かれていますよね。
実際におみくじを引いた後には、じっくり読んでみると役立つこともあります。
そのおみくじの内容がきっかけで、何か気持ちがスッキリしたという経験があれば、なおさら大切なものとなるでしょう。
夢の中で引いたおみくじは、そこまで詳しい内容が書かれていることもないと思いますし、はっきりおぼえている人も少ないと思います。
それでもおみくじを引く夢を見るのには、道標を求める気持ちがあるからです。
もしも内容をおぼえていないのなら、1人で悩まずに、誰かに助言を求めてみてください。
神社で動物に出会う夢
神社の中で何か動物と出会う夢を見たのは、あなたがどう行動するべきなのかを示しています。
どんな動物に会ったのかによって違います。
例えば犬に出会ったのなら、仲間を大切にした方が良いという意味です。
猫に出会ったのなら、少し孤独に耐えられる強い心を育てようという意味です。
羽を持つ鳥に出会ったのなら、勇気をもって羽ばたくチャンスを逃さないようにという意味です。
動物の性質によって、あなたがこれからどう行動した方が良いのか見えてくるはずです。
懐かしい神社の夢
神社の夢を見る人の中には、子供の頃から神社と馴染みのある生活を送ってきた人もいるでしょう。
それは神社の関係者というだけではありません。
私たちの暮らしている場所を見渡してみると、田舎でも都会でも神社があるはずです。
小さな神社から大きな神社まで色々あります。
地元のお祭りなどは、神社に由来していたり、公園のように子供たちの遊び場所だったりするので、とくべつ神聖な場所だと思わずに生活している人も沢山いるはずです。
夢の中でみた神社が、慣れ親しんだ懐かしい場所だったのなら、昔を振り返りたい気持ちになっている時なので、ゆっくりと記憶を振り返る時間を作ってみるのも良いと思います。
そういう懐かしさを感じなかったのなら、神社という場所に対する心理をチェックするつもりで、夢の中を思い出してみてください。
神社で巫女さんと話す夢
巫女さんと神社で話している夢は、その話が自分へのメッセージという意味があります。
神社という神秘的な場所で巫女さんと話すのは、神様からのお告げを受けたいという気持ちの表れでもあります。
夢の中で巫女さんとどんな話をしていたのか、おぼえていないとしても、自分が気が付いていないことに意味があるという気付きが夢に表れたと考えられるのです。
どんな小さなことにも意味があると思って、1つ1つの物事を丁寧に行うようにしましょう。
神社に初詣に行く夢
神社に初詣する夢を見るのは、今の状況を早く進めたい気持ちの表れと考えられます。
時間の流れがすごく早く感じるのは、年末年始ではないでしょうか。
神社に初詣する時には、一年を充実したものにしたいと思っているはずですが、なかなか思うように行きません。
時間を進めて、早く新しいスタートラインに立ちたい気持ちが高まっているのではないでしょうか。
まとめ
神社という場所は、日ごろはそれほど信仰心のない人でも神聖な気持ちになれる場所です。
そういう場所の夢を見るのは、悪いことではないはずです。
せっかく神社の夢を見たのなら、実際に神社に行ってみるのも良いのではないでしょうか。