長く付き合った彼との別れ。
この世の終わりかと思うほどのショック。
食事も喉を通らず、眠れない。
もう恋愛が怖く仕方ない。
ここまで思い詰めるほどの大失恋は、立ち直るのもかなり大変だと思います。
失恋から一日も早く立ち直りたいという気持ちから、焦ってしまうと闇にハマってしまうことがあります。
失恋のショックから立ち直り、新たな恋をして幸せになれる人との違いは何なのでしょう。
失恋から立ち直りにくい人によくみられる特徴について考えてみました。
感情を吐き出せない
失恋の悲しみや怒り、悔しさなどの感情を表に出せない人は、長く引きずり、立ち直るのが遅れると考えられます。
表に出してしまうと、どこまで感情が爆発するのかわからない怖さから、氷で固めたように抑え込んでしまいたくなるのでしょう。
しかし、中途半端ではないからこそ、自分でも怖くなるのです。
少しでも感情を漏らしてしまえば、止め処なくなってしまうのではないかと不安になるからなのでしょう。
ですが、であればこそ、感情を吐き出さずに抑え込んでしまうのは内側で傷を深くしてしまいます。
みっともないとか、恥ずかしいとか、そういうプライドで我慢してしまう人もいるでしょうが、感情を吐き出せないのは、失恋から立ち直りにくい人の代表的な特徴なのです。
終わった恋を美化する
失恋という事実を正面から受け止めるよりも、頭を切り替えて他のことを考えるようにできればラクだと思います。
しかし、事実を曲げてまでして、終わった恋を美しいものとして頭の中で塗り替えてしまうと、余計にその恋から離れられなくなります。
現実を受け止めるのがツラいとしても、美化してしまえばフラれたという事実まで捻じ曲げてしまい、何も成長できなくなってしまいます。
終わった恋を自分の都合の良い思い出として美化しすぎる人は、失恋から立ち直れないどころか、同じ失敗を繰り返しやすいのです。
復縁を妄想している
失恋したときに、まだあきらめきれない気持ちを残したままだと、復縁の望みにすがりつきたくなるものです。
ですが、復縁できる可能性が極めて低いのに、頭の中で妄想を続けてしまえば、次に進むことができなくなります。
それは結果として、失恋のショックを先延ばしにしているだけなのです。
復縁できるかどうかに執着するのをやめなければ、立ち直るのは難しくなるでしょう。
破局の理由を考えすぎる
なぜ失恋してしまったのか、客観的にきちんと分析するのは、成長するためには欠かせません。
ですが、あまりにも真面目に、しかも深く考え過ぎてしまうと、それは自分を責めたり、否定することになるかも知れません。
思い当たることがあるのなら、「もう次は繰り返さない」と決心するだけでいいのです。
新たな恋に救いを求める
失恋から立ち直るには、新しい恋をするのが一番だとよく言いますよね。
それは間違いではありません。
しかし、あまりに記憶が色濃く残っているときに、急いで次の恋をしても、それは立ち直る結果を導きにくいでしょう。
前の恋と比べて、違う点を探して、結局は「やっぱりあの人が・・」となってしまうのがオチなのです。
少なくとも三か月から半年ほどは、一人で失恋という事実を乗り越える時間が必要ではないでしょうか。
まとめ
失恋から立ち直りにくい人の特徴を考えてきました。
全ての人がこの特徴に当てはまるわけではないでしょうが、長く引きずっているのであれば、考え方を変えるきっかけになれば幸いです。