他人のものを横取りするのはダメだと、子供の頃に教えられたとしても、恋は別だと考える人がいます。
好きになったのだから仕方ないと開き直って、誰かの恋人だとわかっていても、強引に奪おうとする人です。
それが正しいのかどうか、その点については今回は触れません。
どんなに「それは間違ってる!」と批判しても、他人の恋人を奪える人には通じないからです。
問題は、遠距離恋愛が狙われやすいということです。
詳しく解説しましょう。
遠距離カップルを狙う理由
遠距離恋愛しているカップルに対して、興味を持つ人がいます。
その興味は、遠距離恋愛という恋のスタイルに対してだけの場合もあります。
しかし、それで終わらずに接近して壊そうとするのです。
なぜそういう考えに至るのか、その理由をあげてみましょう。
遠距離恋愛に否定的
遠距離恋愛は、望んでそういう付き合い方になるわけではなく、様々な事情があるから離れているはずです。
離れたとしても、別れないカップルばかりではないですが、遠距離恋愛から結婚した人たちもたくさんいます。
ですが、壊れる割合も少なくありません。
過去に距離が理由で恋人と別れてしまった人などは、遠距離恋愛が上手くいっているのが信じられないのではないでしょうか。
少しちょっかいをかければきっと壊れる
そんな気持ちで邪魔してしまう人もいます。
純粋な気持ちが羨ましい
前述と少し重なりますが、会えないのに純粋に好きな気持ちを持ち続けているのが羨ましく思う気持ちが理由になることもあります。
そんな風に愛されたいという羨望から、自分が愛される立場に取って代わりたいとうい願望が生まれる人もいるのです。
自分の価値を認めさせたい
遠距離恋愛している、もしくは単身赴任している男性の職場には、世話を焼くのが好きな女性が一人や二人は存在すると思います。
困った人を見ると放っていけないタイプなので、悪人ではありません。
ほんとに親切心からやっていることなのです。
ただ、見返りを一切求めずに、奉仕の精神で世話を焼く人は滅多にいません。
自覚しているわけじゃなくても、心のどこかで自分の評価を高めたり、褒めてもらいたい気持ちがあると思うのです。
それが近くで親切にしてくれた人を好きになり、遠距離恋愛している恋人と別れるという結果に導くことがあるのでしょう。
ただ好きになった
最後の理由は、遠距離に関係なく、ただ好きになったので、恋人から奪ってしまうケースです。
離れていることで、そういう存在の脅威に気が付くのが遅れてしまうと、奪われる結果になることが若干多くなるだと考えられます。
邪魔されないための防御法
今まで近くにいたのに、事情があって遠距離恋愛することになったのなら、不安が山ほどあるでしょう。
恋人を奪われてしまうかも知れない・・・
なんて悪い想像が頭に浮かぶと、怖くてたまらないと思います。
しかし、遠距離恋愛じゃなくても、他人の恋人にちょっかいを出したくなる人はいるものです。
ただ気が付きにくいということがリスクなのです。
防御する確実な方法はありませんが、遠距離恋愛している人がいるとハッキリ宣言すると逆に興味を持たれる可能性があります。
曖昧なニュアンスで、否定も肯定もしなければ余計な興味を持たれなくなればいいのですが、そうとも限りません。
ですが、自分のことを話そうとしなければ、結果的に人との距離は縮まりません。
あえて遠距離恋愛している人がいることを、話さないのも防御になるのです。
まとめ
人の恋をわざわざ壊そうとするなんて、ほんとにやめて欲しいと思いますよね。
ですが、誰が邪魔者になるのかなんて、事前にチェックすることは不可能です。
せめて妙な好奇心をかき立てたり、興味を引くようなことを控えることが最善策ではないでしょうか。