恋人と別れるときに、「他に好きな人ができた」と言われると、どんな気持ちになるでしょうか。
自分もすでに別れる覚悟ができていた段階であったとしても、他に好きな人ができたという理由はすんなりと受け入れられないという人も多いはず。
別れる前に他の人を好きになっていたというのは、裏切り行為ではないのか？と怒りの感情ですんなり別れる気持ちが消えてしまうこともあるかも知れません。
もっと他の理由であれば、すんなり別れられたはずなのに・・。
そう思ってしまうような言葉です。
イイ意味で正直なのか、それとも何か意図があってのことなのか、少し考えてみましょう。
その言葉の裏には、ほんとに何もないのか考えてみると、自分の感情も冷静に抑えられる可能性もあると思います。
他の人を好きになったのが真実なのか、真実ではないのかによって、相手の気持ちを考えてみることにしましょう。
ほんとに他の人を好きになった
言葉にウソ偽りなく、ほんとに他に好きな人ができて別れを告げるのは気持ちが完全にそちらに向いています。
ただ、二股の時期がないので、堂々と言えるのではないでしょうか。
もしも二股交際をしていたのなら、自分だけが責められておさまらない可能性もあります。
新しい恋人に対しても、謝罪を求められたりするようなリスクがある場合はなおさら言えません。
まだ交際しているわけじゃないけれど、心の中では完全に他の人に気持ちを奪われているのであれば、割と堂々と言えるのだと思います。
もしも二股していて、それを隠さずに堂々と伝えて別れようとする人は少数派のはずです。
後ろめたいことがある場合は、別れの理由はキレイごとにするはずですよ。
「価値観が合わない」
「ひとりの時間が欲しくなったんだ」
「もっと違う世界を見てみたい」
こんな感じの、ふわっとした理由で別れようとする人ほど、ほんとは二股かけてたりするのでしょう。
ほんとは他の人を好きになっていない
別れの理由に「他の人を好きになった」と言ったのに、それが嘘だったとします。
なぜわざわざそんな嘘を言ってまで、別れなければいけないのか考えてみましょう。
他に好きな人なんていないのに、そんな嘘を言う理由として考えられることとして2つあります。
本心では別れたくない
別れ話をしているのに、本心では別れたいわけではない場合に、このような嘘の理由を言うことがあります。
それは、嫉妬して欲しいとか、引き留めて欲しいからです。
自分が愛されているかどうか、試すつもりの別れ話の可能性があるのです。
あっさりと
わかった、別れるよ
幸せになってね
なんて言ってしまうと、逆上される危険もあるので、それまでの二人の関係を振り返って考えないといけませんね。
未練を持たれたくない
別れ話をしても、すんなり別れてくれそうにないと思って、ほんとはそんな人はいないのに他に好きな人ができたという嘘で別れようとする人もいます。
この理由が逆効果のなるとは思わずに言ってしまうのは、恋愛経験が浅いだけが原因ではありません。
自分のことをいつまでも未練がましく思われたくないという冷酷な一面を持っていて、バッサリと断ち切りたくて嘘を言う人もいます。
まとめ
「ごめん、他の人に好きな人ができたんだ」と言って別れようとする人の心の中を考えてみました。
男女の違いは多少あると思いますが、よほど正直で相手の気持ちをあまり考えられない人（デリカシーに欠ける）は平気で言えるのえはないでしょうか。
