姑の言葉で傷ついたこと!嫁の立場だった頃の記憶はどうして消える?

悩み

嫁とは仲良くやっていくつもりだったのに、気が付けば険悪な関係になってしまった・・。

そんなケースは山ほどありますし、むしろそういうケースが大半だと思います。

無理に嫁と仲良くする必要もないと割り切れば、心を悩ませることもありません。

ですが、そう簡単に割り切れない問題があります。

嫁と仲が悪くなると、息子や孫に会う機会が激減してしまうかも知れない・・という心配です。

嫁は他人だと思えば割り切れるけれど、孫と会えないのは寂しいですよね。

だから仲良くやっていこうと努力しているのに、上手くいかないのはなぜなのでしょう。

その原因を突き止めるためには、嫁の立場から考えることが重要だと思います。

今回は、お姑さんに言われてショックだった言葉を集めてみました。

何気ない言葉でも、嫁はショックを受けているかも知れません。

ぜひチェックしてみましょう。

スポンサーリンク

ショックを受けた姑の言葉

これからご紹介するのは、お姑さんから言われたことで、怒りや悲しみの感情が残ってしまい、その後の関係に影響したと思う言葉です。

悪意に満ちた言葉だけがショックを与えるわけではないので、何気なく発した記憶がないか、よく考えながらチェックしてみてください。

実家ではそうなの

育った家では当たり前のことが、ほかの家では違った。

それは誰にでもあることです。

自分の家の常識がほかの家で通用しないとしても、それが悪いわけではないと思うのですが、「あなたの実家ではそうなのね」という言い方をされると、育ちを否定されたみたいでショックです。

さらに、自分の親まで馬鹿にされたみたいに感じて、ひどく傷ついてしまうのです。

悪気がある言葉として発していなくても、お姑さんから実家の習慣をまるで珍しいものでも見るような口調で言われるのは、傷つくのではないでしょうか。

うちの血筋ではない

息子夫婦に子供が生まれて、その孫に対して「うちの血筋じゃない」とか「うちの血統にはいない」というのは、とてもひどい言葉です。

目鼻立ちや髪質、肌の色、体格、体質などを「血筋」という言葉で分けてしまうのは、許される言葉ではないと理解しましょう。

嫁としては、自分を否定されたと当時に、自分の両親や祖先、また子供まで否定されたような気持ちになってしまいます。

悪意がないというのは、通用しないひどい言葉です。

あなたはいいのよ

夫の実家で親族が集まるような場面で、姑の手伝いをしようとしても「あなたはいいのよ」と言われてお客さま扱いされるのは、自分を認めてもらっていないような気持ちになるのが傷つくという人も。

姑側としては、嫁をこき使って嫌われたくないとか、気遣いのつもりでも疎外感を感じてしまうのでしょう。

時代が違うから

嫁と姑は世代間のギャップがあるのは当たり前のことです。

生まれた時代が違うので、お互いがジェネレーションギャップを感じるのも自然なことでしょう。

それをわざわざ言葉にして言われると、「今の若い人は・・」と思われているような気持ちになってしまうのです。

悪気がなくても、敏感にお姑さんの言葉を受け止める人もいるのですよね。

体が弱いから仕方ない

何か持病があるなど、明らかに身体的に問題を抱えている嫁に対してはさすがに言わないと思いますが、風邪をひきやすいとか、疲れやすいというような人には傷つく言葉です。

ただ、この言葉の裏側には「子供ができないのも仕方ない」という諦めの気持ちが見え隠れするから傷ついてしまうのです。

孫の誕生を心待ちにしているけど、プレッシャーを与えてはいけないという気持ちから発した言葉でも、傷つけているかも知れません。

忙しい人だもの

仕事をしているお嫁さんは、忙しいからあてにしてはいけないという気持ちからの言葉ですよね。

悪気もないし、言い方次第では「やさしいお姑さん」と思われるはずです。

そう思われないのは、嫁側が忙しさを理由にして、夫の実家との付き合いを避けているとか、何か後ろめたさがあるのか、それともよほど嫌味な言い方をしたのでしょう。

同じ言葉でも、言い方や受け取り方次第では、気遣いから嫌味に変わってしまうので難しいものです。

孫は別だから

孫可愛さのあまり、嫁の気持ちをつい忘れがちになってしまうのもわかります。

嫁としては、自分の子供を可愛がってくれるのは嬉しいと思います。

ですが、あまりにも孫を特別扱いされると、自分は孫を産むだけの道具のような気持ちになってしまうのです。

嫁を傷つける言動の原因とは

姑として嫁と接する人のほとんどは、自分も嫁として姑に気を使っていた時期があったはずです。

とても厳しい姑にいじめられて、ツラい時期を乗り越えてきたお姑さんもいるでしょう。

それなのになぜ、自分が姑になって嫁に対して思いやりを持てないのか・・・と自己嫌悪に陥ってしまうかも知れません。

何の理由もなく、ただ嫁が嫌いとか、嫁が憎いという感情が抑えられないのならちょっと深刻ですが、ほとんどの場合は何かのきっかけや理由があるのではないでしょうか。

ここからは、なぜ嫁に対して傷つくような言動をしてしまったのか、その要因として考えられることをあげてみます。

息子が変わってしまった

息子は結婚してから変わってしまったと感じることがあると、息子の変化の原因は嫁だと思い込んでしまいがちです。

良い変化もあるはずですが、自分の知らない息子の顔を見るのが寂しく感じてしまうのではないでしょうか。

孫に会わせようとしない

孫に会いたいのに会う機会が少ない寂しさが、嫁への敵意にすり替わってしまうのもよくあるケースです。

ただ忙しいだけなのかも知れないし、嫁があえて夫の親から引き離そうとしているわけじゃないのに、誰かを悪者にしないと気持ちが落ち着かないのでしょうか。

嫁を敵視する前に、会わせたくないと思われるような言動がなかったか自分を振り返ってみることも必要なのではないでしょうか。

息子を悪者にする

嫁が何かにつけて息子を悪く言うのを聞くのは、親としては腹立たしいものです。

母親の前で息子を悪く言うのは、嫁よしての心遣いに欠けていると思うので、つい言葉がトゲトゲしくなるのも仕方ないと思います。

お金をあてにされている

嫁の言葉の端々に、夫の実家から経済的な援助をあてにしている様子がみられると、遠ざけたい気持ちから言葉が冷たくなるのも仕方ないでしょう。

孫のためには援助してあげたいという気持ちを見透かされているとか、息子に言わせているなど、嫁がお金をあてにしているという目で見ているとやさしくなれないと思います。

距離を置かれた

結婚すれば、義理の親子になるという感覚が持てない人も増えています。

あくまでも結婚は当人同士のことでだと割り切って考えるようなお嫁さんもいます。

距離を感じてしまうと、息子と引き離された気持ちになるでしょう。

スポンサーリンク

険悪な関係でも改善は可能

お姑さんに言われてショックだった言葉、傷ついてしまった言葉など、嫁の立場になって考えると理解できることもあるでしょう。

とくに自分自身が姑との関係で苦労した経験のある方なら、一時的な気持ちで嫁に冷たくあたってしまったことを悔やんでいると思います。

その気持ちがあるのなら、嫁との関係に険悪なムードが流れていたとしても修復することは不可能ではありません。

嫁側が夫の実家を毛嫌いしていて、敵意をむき出しにしているようなら難しいと思いますが、お姑さんの言葉に傷つく心を持っているのなら、良い関係を望んでいるはずです。

お姑さんとうまくやっていきたい気持ちがあるからこそ、言葉にも敏感になってしまうのです。

本心ではそう思っていても、「どうせ気に入られない嫁だから」と投げやりになっているのかも知れません。

人生の先輩であるお姑さんから、険悪な関係の修復をはかってあげなければ、ずっと変われないのではないでしょうか。

まとめ

嫁姑の関係は、どんなに気を使っても上手くいかないこともあります。

険悪になるのが当たり前だと思って、お互いに言いたいことを言えるような関係になれば、それもある意味いい関係ですよね。

ですが、嫁を傷つける意図がないのに傷つけてしまったことで、関係が悪くなるのは本意ではないでしょう。

思い当たる点があるのなら、関係を改善するきっかけ作りを考えてみてはいかがでしょう。

タイトルとURLをコピーしました