彼氏のことが大好きになればなるほど、自分がしてあげられることなら何でもしてあげたいと思ってしまうのもわかります。
尽くしたくなるのは、それだけ愛情が深いからなのでしょう。
ですが、彼氏のためにしてあげたことが、かえって2人の関係を悪化させてしまうこともあるのです。
どんなに彼のことが好きでも、してはいけない5つのことをまとめてみました。
恋愛が上手くいかないとか、長続きしない原因がわからないという方は、自分がダメなことをしていないか振り返ってみてください。
恋人との関係を悪化させる5つのこと
恋をすると、周りが見えなくなってしまう人はいますよね。
恋人以外のことを考えられなくなって、周囲から見ていると「あれじゃ捨てられるかも」と心配になるような・・。
ただ、そういうわかりやすいケース以外にも、恋人にしてしまうと関係を悪化させることがあります。
彼のためだと思ってしていることが、彼をダメにしている可能性もあるのです。
彼の相談に決断を下す
彼氏から仕事のことを相談されたりすれば、話を聞いてあげることは彼女の大切な役割だと思います。
あなたも何か迷った時には彼氏に相談することもあるでしょう。
そうやってお互いが支え合いながら、絆を強くしていくのは理想的です。
ですが、相談に対して決断を下してしまうのはダメです。
例えば、彼が転職を迷っている時や起業のために会社を辞めようかと迷っている時に、あなたに相談したとしましょう。
その相談に対してあなたが最終的な決断を下してしまうのはやめましょう。
迷っている彼氏のために、自分なりにアドバイスしたつもりでも、そのアドバイスに従って上手くいかなければ、彼氏はあなたを責めたくなるかも知れません。
それに、あなたは彼氏の迷いに対して、あなた自身の希望を優先してアドバイスしてしまう可能性もあります。
もしも同じ職場の同僚と恋愛していた場合、彼が転職してしまえば離れ離れになるので寂しくなるし、不安ですよね。
彼の将来のためには、色んな可能性に挑戦できるチャンスなのに、自分の気持ちを優先してしまえば、それが破局の原因になることだって考えられます。
彼から何か相談された時には、話をじっくり聞いてあげながら、自分自身で決断させるように導くことが大切でしょう。
お金を貸す
彼氏にお金を貸してしまったり、お金の援助をしてしまうのは、どれほど彼を愛していたとしてもしてはいけません。
彼がまともに仕事をしないとか、明らかにダメ男には貸さないと思いますが、事情があって困っている時にはつい助けてあげたくなるのもわかります。
リストラされたとか、病気やケガで仕事を続けられなくなったとか、どうしようもない事情があれば助けてあげるのが彼女としての務めだと思うのもわかります。
ですが、一度でも貸してしまえば、彼は甘えてしまいます。
また困った時には彼女に助けてもらえると思われてしまえば、どんどんあなたをあてにするようになってしまう恐れがあります。
お金を貸す以外の方法を一緒に考えてあげて、彼の人生を立て直す手助けをすることが彼女の役割ではないでしょうか。
経済力に大きな差があって、彼氏を援助しても痛くも痒くもないのなら話は別ですが、お金の貸し借りは人間関係をこじらせます。
もしもどうしてもお金を貸してあげなければいけないのなら、返してもらおうと思わない方が良いでしょうね。
彼の身の周りの家事をする
彼氏が一人暮らしをしているのなら、その部屋に遊びに行くこともあると思います。
お泊りデートすることもあるでしょうね。
そういう時にしてはいけないのが、頼まれてもいないのに掃除や洗濯などの家事をすることです。
部屋が汚れていたり、散らかっていれば、つい片付けてあげたくなるのもわかります。
汚れた部屋では落ち着いて過ごせませんからね。
手料理を作ってあげたくなって、キッチンを整理整頓したくなる衝動に駆られるのもよくわかります。
ですが、彼の部屋の家事は、頼まれるまでは手を出さないようにしましょう。
頼まれもしないのに世話を焼いてしてうと、それが当たり前になります。
そして、いつの間にか彼の部屋の家事をするためのハウスキーパー的な存在になってしまいます。
彼女は頼まなくても率先して家事をしてくれる人だと思い込ませてしまうと、自分で自分を苦しめる結果になります。
彼と結婚することになれば、共働きでも家事を100%あなたがしなければいけなくなる可能性が高いですよ。
彼からお願いされるまでは、自分から率先して身の周りの世話を焼くのはガマンしましょう。
彼の友達に好かれようとする
彼氏の友達に「良い彼女だな」とか「オマエにはもったいないくらいの人だよ」と褒められるのは、彼も嬉しいでしょう。
ですが、彼が喜ぶためだと思っても、彼の友達に好かれようとしたり、いい彼女だと思われるために無理をしてしまうのは良くないと思います。
そういう行動は、結果的に彼を図に乗らせてしまいます。
わがままに振舞ったり、自分の言うなりになる女だと勘違いさせてしまうかも知れません。
自分が自然体でしていることで彼の友達から好印象を得るのは問題ありません。
でも彼を喜ばせるために、必要以上の良い彼女アピールするのはやめましょう。
いつも謝ってしまう
ケンカした後にいつまでも険悪なムードが続くのは嫌なものです。
だから早めに仲直りするために「ごめんね」と先に謝るのが当たり前になってしまうのは彼から考えたり反省する時間を奪ってしまいます。
ほんとにあなたがわがままを言って困らせてしまったり、自分が間違っていると思うのなら先に謝っても良いと思います。
でも本心では「私は悪くないけど」と思いながらも、仲直りのために謝ってしまうのはやめましょう。
そんなことが続いてしまえば、彼は自分の悪いところに気が付く機会を失ってしまいますよ。
ほんとに彼が間違っていると思う時は、あなたから謝るのはやめて、彼がじっくり考えられるようにしてみてください。
踏み込み過ぎには気を付けよう
恋人と別れたいわけじゃないので、関係を悪化させるつもりでしている人なんていません。
誰もが良かれと思ってしていることです。
ですが、結果として恋人をダメにしてしまったり、関係が悪化する引き金になることがあります。
相手の生活や心の中に踏み込み過ぎないようにするのが、恋人同士と言えどもマナーなのかも知れません。
まとめ
どれほど大好きな彼でも、してはいけないことがあるのですよ。
好きな人に尽くすのをガマンするのはつらいかも知れません。
ですが、彼とのより良い関係を築くためには、ガマンも必要だと思います。
彼を甘やかし過ぎないようにしてくださいね。