恋人同士が別れる時、どちらともが納得した上で、笑顔で別れるケースは少ないと思います。
そんな円満な別れ方ができる人には、まったく無縁な話です。
恋人への愛情が消えて、嫌いになってしまったら、別れの時には相手を思いやる気持ちもなくなってしまいます。
さらに他に好きな人ができてしまったら、気持ちはすっかりそちらに向いています。
とにかく別れたい気持ちが強くなると、相手を傷つける別れ方をしてしまうこともあると思います。
恋愛が終わる時は、きれいごとでは済みませんよね。
ですが、別れてから時間が経つと、「なぜあんなひどいことを言ってしまったのだろう」と罪悪感に苦しむことがあります。
一度は本気で好きになった人なのに、相手の気持ちも考えずに一方的に切り捨てるような別れ方をしてしまったことを後悔してしまうのです。
もっと別の言い方があったはずなのに・・と後悔した経験はある
他の人を好きになってしまうと、どうでもよくなってしまうのかも知れないね
人として言ってはいけないような言葉を発してしまったら、後から罪悪感に苦しむだろうな
そういう罪悪感に苦しむのがツラくなったときに、どんな解決方法を考えるでしょう。
元彼に直接会って謝りたいと思うんじゃないかな
謝罪して、許してもらうしかないよね
自分が悪かったと思っているのなら、謝罪を考えるはずです。
ですが、自分の罪悪感や後悔の念を軽くするためだけの謝罪を、元彼はどう受け止めてくれるでしょうか。
謝罪しかないと思っているのなら、元彼の気持ちになってよく考えてみましょう。
傷ついた元彼の気持ち
別れた後に元カノから「会いたい」と言われれば、大半の男性は勘違いします。
「よりを戻したいのか」と思うでしょう。
ですが、ひどい別れ方をした元カノからの連絡は話が別です。
その時の元彼の気持ち次第では、さらに傷つけるかも知れません。
・まだ未練がある
・すっかり踏ん切りが付いている
・すでに新しい恋人がいて未練がない
復縁のための謝罪
元彼への罪悪感が強くなる理由には、別れたことを後悔しているのも大きいと思います。
ひどい別れ方をしても、元彼と別れたくなる原因があったはずなので、謝罪をしたいと思うほどの罪悪感を持つ続ける人はあまりいないのです。
過去を振り返って、心がズキっと痛む瞬間はあると思いますが、罪悪感に押しつぶされてしまうほどにはならないはずです。
「会って謝りたい」だけではなく、「許してもらえればもう一度よりを戻したい」という気持ちがあるのではないでしょうか。
本気で復縁を考える
ひどい別れ方をした罪悪感を軽くするのが目的なら、謝罪という選択は避けるべきだと思います。
でも、本気で元彼と復縁したいのなら、謝罪は必要ですよね。
誠心誠意の謝罪をして、許されてから復縁への可能性を探ります。
まずは元彼の気持ちを確かめる必要があるので、直接会う前に心を込めたメッセージを送ってみましょう。
直筆の手紙でもイイのですが、重くなりすぎるかも知れないので、メールでも良いと思います。
ひどく傷つけてしまったことを素直に謝罪するだけで、別れたくなった理由などは蒸す返さないように気を付けてください。
言い訳は一切せずに、ただ心からの謝罪の言葉だけ送りましょう。
そのあとは、彼の気持ち次第なので、反応を待つしかありません。
もしも謝罪を受け入れてくれて、元彼とやり直すことができたとしても、心の傷が完全に消えることはありません。
古傷が時々痛んでは、それが原因でケンカになることも考えられます。
もしかしたら、復讐のつもりでよりを戻そうとする人もいます。
ひどく傷つけた人とやり直すのは、それ相当の痛みを受け止めるつもりがなければ上手くいかないでしょう。
罪悪感を軽くする方法
復縁するつもりはないけど、ひどい別れ方をしたことがいつまでも心に残ってしまうのは確かにツラいですよね。
心に刺さったトゲがチクチクして、自分を責めてしまうこともあると思います。
ですが、復縁するつもりもないのに、自分の罪悪感を軽くするために謝罪するのはさらに元彼を苦しめてしまうかも知れないのです。
罪悪感を軽くする方法は、同じようなことを繰り返さずに幸せな恋愛をするしかありません。
別れる時には、全く無傷では終わらないかも知れません。
ですが、自分が罪悪感に苦しむほど深い傷を与えるような別れ方だけは、しないと心に決めていくしかないと思います。
まとめ
子供のいじめ問題やハラスメント問題でも言われることですが、加害側と被害を受けた側では問題の重さが違います。
もしも恋人をひどく傷つけて別れたと後悔しているのなら、あなたが想像している何十倍もの深い傷を負ったと思います。
謝罪をすれば許されると思っていることが、さらに相手を傷つける恐れがあるので、安易に謝罪の道を選ばないようにしてください。