高身長女子の親に求められること!コンプレックスを植え付けないで!

悩み

高身長の女性は、自分自身が親になる時にこう考える人が多いようです。

「もしも娘が生まれたら、私みたいに背が高いことで悩み苦しむのではないか」と。

男の子なら問題ないけど、女の子だったら・・と子供を生むことを迷う人までいます。

高身長の女性の悩みは自分自身で克服したとしても、子供のことまで考える段階になるとまた深い悩みが生まれてしまうのです。

高身長女性が母になる時の心構えについて、一緒に考えてみませんか?

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高身長女子は親からの遺伝

背が高くなるかどうかは、遺伝の要素がかなりあります。

高身長の女性が、自分よりも背の高い男性と結婚して子供が生まれれば、背の高い子になる可能性は十分に考えられます。

日本女性の平均身長から見れば、165㎝以上あれば高身長に当てはまるのかも知れませんが、今の時代はそれほど珍しくもありません。

ですが、165㎝の女性がハイヒールを履けば、170㎝は余裕でオーバーします。

そうなると、彼氏は180㎝くらいじゃないと釣り合わない・・なんて考えてしまう人が多いのでしょう。

両親のどちらに似ても、身長が高くなる可能性があるのですから、親としてはその覚悟を持つ必要があるのではないでしょうか。

両親のどちらかだけの場合

165㎝くらいの身長の女性は、高身長の部類ではないと言いたくなるのは175㎝オーバーの高身長女性ですよね。

でも、175㎝を軽く超えるほどの高身長になると、恋愛相手も結婚相手も身長にこだわりを持たなくなる人が増えます。

その理由は、身長の悩みに苦しんだ経験から、人間としての本質で人を見られるようになるというのが私なりの考えです。

ですが、もっと本能的な理由も考えられます。

それは、高身長の女性が自分よりも背の高い男性と子供を作れば、さらに高身長の子が生まれる確率が高くなります。

それを避けるために、無意識に背の高くない男性を選ぶようになるのだという説です。

自分と同じ悩みを持たせたくないという気持ちが、本能的に背の高くない人を選ばせるのだというのは、何となくわかる気がします。

ですが、両親のどちらかだけが高身長だったからといって、子供が都合よく両親の間をとった身長になるとは限りません。

私の知人男性に160㎝くらいの人がいます。

その彼の両親は、父親が180㎝超えていて、母親は140㎝ちょっとの小柄な人です。

長男の知人男性はきっと母親の遺伝が強く出たのでしょう。

皮肉なことに、妹が2人いるのですが、どちらも170㎝近いスラッとした高身長女性です。

母親が高身長で、父親が低身長だった場合はどうなのかと考えたこともありますが、遺伝がどう出るのか予測することはできないので、子供のことを考えて結婚相手を身長で選んでも思うような結果になるとは言えないのです。

成長を止める方法はない

あるお悩み掲示板を見ていた時に、すごくショッキングな相談内容を目にしました。

高身長の両親の間に生まれた娘が、どんどん他の子よりも背が高くなるのを見て心配になり、何とか成長を止める方法がないものかと相談しているのです。

しかも、すでに医療機関を受診して、成長を止める治療について医師に相談済だとも。

成長ホルモンの分泌異常が認められる場合は、治療することもあるようですが、他の子供よりも頭1つ分くらい背が高いだけで治療することはありません。

それでも病院に行くほど悩むなんてビックリします。

きっと、よほど高身長の悩みが深刻だったのだと想像できます。

時々、人気のある子役の親は、成長を止めるために食事を十分に与えていないとか、睡眠時間を削っているなんて噂を耳にすることがあります。

そんな方法では、成長を止めることはできないのですが、深刻に悩む親はそういう怪しい情報も鵜呑みにしてしまうことがあるので、くれぐれも注意してください。

成長期の子供に栄養を与えないとか、睡眠時間を削るなんて、絶対にやめて欲しいと思います。

親の言葉を子供は聞いている

自分が高身長で悩んできた過去がある親は、子供に対して背の高さをコンプレックスに感じさせるような言葉を言わないと思います。

きっと注意していると思うのですが、大人同士の会話の中でも子供が聞いてショックを受けるような言葉は言わないように気を付けてください。

子供は親の言葉を聞いています。

そして、その言葉で傷つくこともあります。

私自身も子供の頃に母親が「まったく、女の子なのに背がどんどん高くなってしまって。お嫁に行けなくなりそうで心配よ」なんて近所の人と話すのを聞いていました。

その時、幼い心の中には「そうか、背が高くなるとお母さんを心配させるんだ」と思ってしまい、できるだけ小さく見えるように猫背になりました。

もちろん母親は本心からそう思っていたわけじゃなく、日本人特有の謙遜みたいなことだったと思うのです。

しかし、子供の耳に届くような場面では言うべきではなかった言葉です。

今はもう母親もいないので、文句も言えませんが、自分の子には聞かせたくないと心から思っています。

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コンプレックスを植え付けないために

子供の頃にコンプレックスを親が植え付けてしまわないためにも、高身長の女性がいかに魅力的なのか、娘に聞かせてあげましょう。

私の家系は高身長なので、従姉妹も170㎝以上です。

従姉妹の娘たちはまだ子供ですが、「大きくなったら何になりたいの?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。

「宝塚に入る」
「モデルになりたい」
「アイドルになる」

とまあ、キラキラとした夢を持っているのです。

とくに宝塚に入りたいと答えた子は、母親が家で宝塚の舞台映像を流すことで子供に興味を持たせた結果です。

華やかな世界では、背の高い女性が活躍していますから、可能性の扉を見せてあげることは、大切なことだと感じました。

一般的な「バレーボールの選手」や「バスケットボールの選手」というのは、高身長女子は耳にタコができるほど言われるので、母親からは言いたくないのでしょう。

従姉妹の娘たちの将来が楽しみですが、とくに芸能人や有名人にならなくても、素敵な高身長女性に成長して欲しいと思っています。

まとめ

子供は幼い頃から背が高くなっていくことに、もともとコンプレックスを抱えているわけではありません。

周囲からの心ない言葉や態度で傷つき、それがコンプレックスになってしまうのです。

そういう経験をしてきた親なら、気持ちは痛いほどわかるはずです。

だからせめて、親だけは「娘の身長が高くなると困る」と思わない欲しいのです。

言葉に出さなくても、親が心の中でそう思っているだけでも勘の良い子は察知します。

親が心から高身長の娘を誇りに思って欲しいと願います。

 

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