気が付けばまた父親に似た人を好きになっている!それは自然なこと?

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娘と父親の関係がとても良好なまま大人になった場合、恋愛相手を選ぶ時に父親に似たタイプを知らず知らずのうちに選んでいることがあります。

逆に父親との関係が良くなかった場合は、意識的に父親とは違うタイプの男性を好きになろうとしてしまいます。

ところが、父親とは逆のタイプの人を選んだつもりだったのに、気がつけば結局は父親と似たタイプの男性と付き合っていた・・というケースもあります。

父親は自分が一番最初に接する男性ですから、男性を選ぶ時の基準になってしまうのでしょうが、どうして似たタイプの男性を好きになってしまうのでしょうか。

父親に似たタイプの男性と付き合うメリット、そしてデメリットを考えてみました。

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父親に似た人を好きになる理由

潜在的に父親のことが頭の中に残っていると、似た人に出会うと「この人お父さんに似ている」と気になってしまうことがあります。

もしも父親のことが嫌いでも、似ている男性のことが気になるのは身近な存在の男性として一番長く接してきたからでしょう。

父親のことが好きでも嫌いでも、気になった時点で恋愛のきっかけになります。

どうせもいい人のことは全く気になることもないので、父親と似ているだけで存在を意識してしまうのです。

父親と似た人を好きになるメリット

父親と似た人を好きになるのは、無意識で選んでいることがほとんどです。

父親のことが大好きで、「パパが理想の男性像」という人を除いて・・です。

父親と似た人を好きになる場合、両親がどんな夫婦なのか観察するとわかります。

母親と父親が似た者同士の夫婦だったとしたら、自分が母親似でも父親似でも、父親に似たタイプの男性に惹かれてしまうのは遺伝子レベルからのすり込みだと考えられます。

似た者同士の夫婦だから仲良しというわけではないですが、自分に近い考え方をする似た者同士は理解しやすいメリットがあります。

父親と似た人を好きになるデメリット

父親に似ている人を好きになってしまうデメリットは、父親がダメ男だった場合です。

女癖が悪くて浮気ばかりして、いつも母親が泣かされて苦労してきたのに、好きになる人が父親に似ているなんてデメリットしかありませんね。

また、自分自身が父親に似ている場合もケンカしやすいカップルになる傾向があります。

似た者同士は仲が良いというのは他人同士の場合で、肉親になると逆に反発しやすくなります。

自分の嫌いなところを子供が受け継いでしまい、それを直そうとして厳しくしつけたりすると子供は父親嫌いのまま成長することもあります。

そして子供は嫌いな父親に似た部分を持っている自分のことも嫌いになって、自分を否定するような結果を招くことがあります。

このような場合、父親に似ている男性に無意識に惹かれて好きになったとしても、嫌なところばかりが目に付いてしまい、ケンカばかりして長続きする恋愛ができなくなってしまいます。

男性も母親似の女性を好きになる?

女性が男性を選ぶ時に父親に似ている人を無意識で選んでしまうように、男性も母親に似た女性を選びやすい傾向があります。

母親のことが好きでも嫌いでも同じです。

男性にとって、初めて接する女性は母親ですから、やはりどうしようもなく似た人には安心感や親近感を持ってしまうのでしょう。

嫌いでも逆らえないことなのですね。

親との関係による影響

私は絶対に父親と正反対の人と結婚する!と固く心に決めていたのに、自分の旦那を見ていると、父親に似ている部分がどんどん見えてくることがあります。

意識的に父親と似た人を避けたつもりでも、それができないのは不思議なことです。

周りを見渡してみると、親との関係が悪いまま大人になった人ほどその傾向が強いような気がします。

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親を観察して理想の夫婦を探る

両親がケンカばかりしているのを見て育つと、結婚して子供が生まれたら、絶対に子供の前ではケンカしないようにしようと努力すると思います。

でも、ケンカしないことでストレスを蓄積させて、結果的に離婚してしまうことになったとしたら、ケンカしてきちんと解決しながら夫婦として関係を築けば良かったと思いませんか?

子供の前ではケンカしなくても、きちんと夫婦に間の問題を話し合っているのなら離婚という結果にならなかったかも知れません。

ケンカすると三か月くらいは夫婦間の会話がなくなるという両親を見て育った私は、ケンカする時はその日のうちにきちんと解決して、次の日に持ち越さないようにしようと決めていました。

でもそこにこだわり過ぎて、朝まで言い合いして仕事にも行けなくなったりしたことも何度もあってお互いに疲れ果ててしまった経験があります。

親がケンカしているのは子供にとってすごく嫌なのですが、親の方はそのケンカが夫婦関係を続ける上で必要だったのでしょう。

あんなにケンカしていたのに、ずっと夫婦をしているのも見ると、子供が思うほどのことじゃなかったのだとわかりました。

親を見て、反面教師にしようとしても、あまり意味はないようです。

好きな人と父親が似ているとしても、違う人だということを忘れないように心がけることが大切だと思います。

まとめ

彼氏に中に父親に似た部分があるかどうか、一度観察してみると面白いのではないでしょうか。

そんなつもりなくても、父親に似たところが見つかるかも知れません。

父親に似ている彼と上手く付き合っていく秘訣は、母親からアドバイスもらうのが一番ですね。

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