孫格差はどういう心理?義父母だけじゃなく実の親にもある!!

悩み

祖父母にとって孫は、目の中に入れても痛くないほど可愛い存在のはず。

だからつい孫を甘やかし過ぎて、息子や娘たちに注意されるなんてことも・・。

孫は自分の子供とは違って、無責任に甘やかせるから余計に可愛いくなるようです。

ですが孫の人数が増えてくると、祖父母たちの態度に孫格差が見えてしまうこともあるのです。

孫格差のせいで自分の子供が悲しむくらいなら、わざわざ時間とお金をかけて帰省なんてしたくない!

そう思われてしまっても仕方ないですよね。

なぜ孫格差が出てしまうのか、祖父母の深層心理を探ってみました。

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孫格差してしまう心理とは

孫格差をしているつもりじゃないと言っても、やはり孫によって気持ちの入り方に差があるのは自分に孫が居ないと理解できないこともあります。

例えば自分の子供が2人以上いると、平等に接しているつもりでも子供同士では差があるように感じていることがあります。

それを考えると、自分の娘が産んだ孫と嫁が産んだ孫とでは、接し方に格差が生じるのはなんとなく理解できる部分もあります。

私の母親も孫が3人いますが、3人の孫に同じ気持ちになることはないと言っていました。

3人の孫のうち、初孫になるのは私の息子です。

うちのケースでは、生まれてから父親と接することがほとんどなく、1歳になる頃に母子家庭になったので、実家の親に助けてもらいながら子育てしました。

だから初孫で、しかも娘の産んだ子で近くで成長を見守れて、しかも離婚しているので相手の家のことを気にしなくてもいいのです。

父親のいない孫のことが心配でたまらないという心理も働いて、目の中に入れっぱなしの溺愛ぶりでした。

ほかの2人の孫は、姉の子供です。

うちの息子よりも1年後に女の子が生まれ、2年後に男の子が生まれました。

姉夫婦は父親が子煩悩で、義兄の実家の近くに住んでいたこともあり、遠慮して会いに行くことも少なかったのです。

なので、うちの息子のようにおじいちゃん、おばあちゃんに懐いてベッタリと甘えることがなかったので、可愛いけれど扱いに格差が出てしまうのです。

冷たくするつもりはないけれど、手を出して良いのか迷ってしまうので、姉からしてみれば「私の子供たちは可愛いくないみたい」とうちの息子に嫉妬していました。

一時期は実家の両親や、妹である私とも険悪なムードになったこともありました。

生まれた順番、孫と過ごす時間、内孫、外孫など全く同じ気持ちで接するのは難しいと思います。

同じ親から生まれた兄弟姉妹でも接し方に格差があるくらいですから、祖父母の立場では孫格差の心理が出てしまうのは仕方ないことです。

ただ、その気持ちを押し隠して、複数の孫たちが揃っている時には意識して平等に接するようにしてもらわないと、子供の心にしこりが残ってしまうのが心配ですね。

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孫格差に対してどう対策する?

孫格差がハッキリとわかるような時には、子供の心を傷つないように対策してあげたいものです。

ですが、祖父母に孫格差の自覚がない場合もあるので、さりげなく平等なに接してもらえるように伝えるようにします。

自分の親であれば、ハッキリと伝えることもできると思うので、ここでは義父母に対しての対策を考えてみます。

物の与え方の違い

複数の孫がいると、最初に生まれた孫とその後では、物の格差が出ることがあります。

例えば初節句の時の五月人形やひな人形、七五三の晴れ着、小学校入学のランドセルなどです。

このような品物の格差は、年齢の小さな子供はあまり感じないので、そんなに気にしなくても大丈夫です。

ただ、孫たちが大勢集まるお盆やお正月に物を買って与える孫と何もない孫がいるのは問題です。

このような時には、「●●ちゃんはイイねェ、今度は○○ちゃん(自分の子ども)にもあるといいね」とおねだりしてもいいと思います。

それを図々しいと思われても、子供の心を最優先に考えてあげましょう。

それを聞いても孫格差に気が付かないような義父母なら、夫からしっかり釘を刺してもらうべきです。

言葉の違い

特定の孫だけ褒めるような言葉での格差は、子供もある程度の年齢になると気が付いてしまいます。

なぜ自分のことは褒めてくれないのか、子供は不思議に思うはずです。

そのような言葉による孫格差は、子供の耳に入らないようにその場から離れるのが一番です。

そして義父母から離れたところで、子供を思い切り褒めてあげましょう。

子供の気持ちを最優先するのであれば、祖父母には会わせたくないと思いますよね。

義実家には、夫だけ行ってもらうなどして、距離を置いてみるのも1つの対策です。

孫格差は嫁との関係性が反映する

同じ娘の子供でも、孫格差の心理が生まれてしまうこともあるのですから、息子夫婦の間に産まれてきた孫には、さらに孫格差の心理が大きくなることはあります。

例えば、長男夫婦の子供は、将来は自分たちの家を継ぐ立場になるから大切にしようとする心理が働くこともあります。

ですが、その長男の嫁との関係が悪ければ、娘の子や次男の子の方が可愛がりやすくなることもあります。

要するに、孫格差は嫁姑の関係が色濃く反映するのです。

嫁姑の関係が悪いと、それを敏感に感じ取った子供はおばあちゃんに懐きにくくなることもあります。

義父母の孫格差を何とかするためには、自分が義父母との関係を良好にすることが必然になってきます。

それが無理だとしたら、孫格差を無理に解消しようとせず、祖父母に大きな期待をしないようにしましょう。

まとめ

孫格差なんて嫌な言葉ですが、孫ができるような年齢になっても人間は完璧にはなれません。

好き嫌いではなく、接し方に遠慮が出たりすることはあると思いますので、子供が傷つかないように親ができるだけ格差を気が付かないようにガードすること。

そして、孫格差なんて気にしないように、しっかり親の愛情でフォロしてあげてくださいね。

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