自暴自棄になりやすい自分の性格を何とかしたい?原因を突き止めよう

悩み

自暴自棄とは、全てを投げ出してしまいたくなる気持ちのことです。

「投げやり」「やけになる」「捨て鉢になる」なども、自暴自棄と同じ意味です。

じつは、私はまさに自暴自棄になりやすいのですよ。

自覚しています・・・。

自暴自棄になると、途中で逃げ出したり、投げ出したりするから、周りにも迷惑かけてしまうよね。

だから、それで友達を失ったこともある。だから自暴自棄になる自分を何とか直したいと思ってる。

自暴自棄になって後悔している人は山ほどいますが、「もう二度と自暴自棄にならない!」と決心し、努力している人は少ないのではないでしょうか。

自暴自棄で何もかも失う前に、どうしたら自分を変えられるのか考えてみましょう。

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自暴自棄になりやすい人の特徴

自暴自棄になる人には、普段の言動でもそれとわかる特徴があります。

完璧主義者

どんなことでも完璧を求める人は、小さな失敗も許せないのでしょう。

何かやり遂げるまでに、いくつかの失敗をして、挫折しながら達成するという過程が耐えられないのです。

完璧にできない自分を恥じて、何もかも投げ出したくなってしまうのです。

小さな失敗をしても、リカバリーできたり、100点満点を望まないで多少の妥協も必要だと思えるような柔軟性がないのです。

他力本願

完璧主義者は、全て自分でやらなければ満足できない人も多いですが、逆に人に助けを求めることに全く抵抗のない人も自暴自棄になりやすいのです。

人の好意や親切を素直に受け入れられるのは良いことなのですが、自分が困った時に全て他人に丸投げして逃げ出してしまう人がいます。

何も自分で解決できないまま、いつも人の力を借りていると、逃げ癖がついてしまいます。

マイナス思考

いわゆるネガティブな方向にしか物事を考えられないタイプです。

まだ大きな挫折もしていないのに、「自分には無理だ」と考えてしまいます。

自分の心が傷つくのが怖いので、失敗する前から傷ついた時の心の準備を始めています。

そのわりに、本当に傷つくと一人で考え込んでしまいます。

プライドが高い

プライドの高さが邪魔して、素直にSOSを出せず、自分だけ抱え込んでしまうと、いつか溜め込んだ袋が弾けて自暴自棄になってしまいます。

プライドが高くても、感情を見せられる人や、素直に人の話に耳を傾けられる人は自暴自棄にはなりにくいでしょう。

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自暴自棄になる原因

何もかも嫌になって逃げだしたくなることは、生きていれば一度や二度はあるはずです。

自暴自棄になる原因には、どんなことが多いのかまとめてみました。

失恋(別れ)

片想いの相手に失恋したり、付き合っていた恋人にフラれたりすると、一時的に自暴自棄になってしまう人はいっぱいいるはずです。

ただ、落ち込んでも立ち直れればいいのです。

立ち直ることができず、いつまでも失恋のショックを悲しみ続けて、自分にとって大切なこと(仕事や勉強)を蔑ろにしてしまうと、きっと後悔するでしょう。

努力の結果が伴わない

スポーツのために人の何倍も努力した。
寝る間も惜しんで勉強した。

一生懸命努力すれば、必ず望み通りの結果になると信じてい頑張ったのに、思うような結果にならなかった場合は、ショックを受けて自棄になっても仕方ないと思います。

ですが、これも失恋と同じです。

思いっきりハメを外しても、その後に元に戻れる状態じゃないと困ります。

人に裏切られた

信じていた人に裏切られると、人間不信になってしまうことがあります。

それだけで終わらず、「どうせ人は嘘をつく」と思うようになり、人間関係が上手く築けなくなってしまうのでしょう。

また、本当に困った時に誰も助けてくれなかったような経験も、人を自暴自棄にさせてしまいますね。

自暴自棄にならないためにすべきこと

自暴自棄にならないために、どんな対策をすべきなのか解説しましょう。

失敗を恐れない

まず、失敗のない人生なんてありえないということを頭に叩き込みましょう。

失敗してもヘラヘラと笑っているような人をあなたは許せないかも知れません。

でも、ヘラヘラしている人だって、心の中では悔しがっているのではないでしょうか。

自暴自棄になって投げ出してしまえば、失敗は何の役にも立たず、無駄になってしまいます。

失敗を無駄に終わらせないためには、失敗を恐れず、失敗しても自分を責めないようにしましょう。

成功者の考え方を学ぶ

ことごとく上手くいかなくて自棄になってしまう時は、成功している人をただ羨んで、妬んでしまうのではないでしょうか。

妬んでも何も自分にメリットはないのですから、成功者の考え方や行動を観察して、参考にした方がよほど自分のためになります。

人や物に執着しない

執着心は独占欲とセットになっていることが多く、失った時のショックがとても大きくなります。

失恋や離婚で自暴自棄になるのは、まさに執着心が原因でしょう。

物への執着が強い人は、人に対しても自分の所有物のように考える傾向があるので、執着から解き放たれることが大切です。

自分が誰かの所有物になったらどう思うのか。想像してみましょう。

とにかく寝る

悪いことばかりを考えるようになったら、とにかく寝るのが一番です。

目が覚めれば、気持ちが落ち着いて冷静に判断できるようになる可能性が高いからです。

睡眠は、唯一の脳の休息タイムです。

眠らずに悶々と考えるのは、良い答えを出しません。

自暴自棄になりそうになったら、とにかく布団をかぶって寝てください。

誰かに聞いてもらう

一人で苦しんでいるだけでは、壁にぶつかってばかりで、進むべき道が見つからず、どうでもよくなって捨て鉢になってしまいます。

誰かのその苦しい胸の内を聞いてもらうだけでも、随分救われるはずです。

苦しみを人の見せることを恥ずかしいことだと思わずに、弱いところを見せられる人になれば、自暴自棄にならずに済むのではないでしょうか。

自己分析する

大きな失敗をして、何もかも全て投げ出してしまいたくなった時には、
反省や後悔の感情に押しつぶされないために、少し他人事のように考える癖をつけましょう。

第三者が失敗の原因を解析するように、自分自身を外側から分析するのです。

投げやりになる前に、冷静に自己分析することでひと呼吸できるので、感情に潰されずに済むようになるでしょう。

目標を小さく刻む

小さな失敗でもひどく落ち込みやすい人は、大きな目標を持つよりも、小さな目標で成功体験を重ね、自分に自信を持つようにしてみましょう。

大きな目標をクリアするために、何度も苦難を乗り越えることにやりがいを感じる人は、自暴自棄にはなりにくいはずです。

目の前の目標を1つずつクリアする喜びを実感してください。

まとめ

自暴自棄になりやすい人は、几帳面で真面目で、完璧主義者で人に弱音を吐けないなど、自分に厳しい生き方をする人のようです。

自分に厳しいことは良いことですが、あまり厳しくし過ぎてしまうと、失敗を許せなくなってしまいます。

少しは緩めるところも必要なのではないでしょうか。

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