私は自分の子供を姑に預けるという経験が一度もありません。
ひとり息子を出産してすぐに別居→離婚となったので、姑は孫を抱っこしたこともありませんでした。
自分の両親に子供を預けてシングルマザーとして働いていた時期もあったので、面倒見てくれる親が近くにいることは、とても助かったと思っています。
でもそれが義理の母だったらどうでしょう・・。
私の友人たちは、子供を育てながら仕事をしている女性がほとんどで、親元から遠く離れて就職して結婚しているので、姑の方が近くにいると「私が預かるわよ」と言ってくれるお義母さんもいるようです。
でも・・気を使うよね。
何となくわかります。
それにちょっとだけ心配になります。
どうしたらお姑さんに安心して子供を預けられるようになるのでしょうか。
姑に子供を預ける不安とは
仕事をしながら育児をしていると、何度かあると思います。
子供が急に体調が悪くなって保育所に連れて行けなくなることです。
仕事を休むしかないのはわかっているけど、どうしても休めない時はホントに困りますよね。
仕事だけじゃありません、冠婚葬祭や職場の人との付き合いなど、子供と一緒に行けない時には誰かにお願いしないといけないことも。
そんな時に自分の親が近くにいれば・・と思った経験は数えきれないのではないでしょうか。
お姑さんにお願いするしかない状況でも、不安や心配が拭えないのはなぜなのか。
理由をあげてみましょう。
このようなことが不安や心配を大きくしているようです。
甘やかすことは目をつぶる
お姑さんに子供を預けるとおじいちゃん、おばあちゃんに思い切り甘やかされるので、家に帰ってきてもわがままになって困るという話はよく聞きます。
可愛い孫なのに「甘やかさないで」と言われても無理な話でしょう。
子供には親としての責任があるので、厳しくしなくてはいけない時もあります。
でも孫になると責任が薄れて、可愛さが倍増するんですよね。
預ける時に「あまり甘やかさないでくださいね」と伝えるくらいが唯一の対策ですが、効果は期待できません。
それに、子供にとっておじいちゃんやおばあちゃんは甘えられる存在として認識させても良いのです。
みんなが厳しいばかりでは、子供は窮屈に感じてしまいます。
甘えられる場所としてお姑さん宅を上手く使えるようになれば問題ないでしょう。
育児方法は一緒に勉強する
育児方法は時代の流れで変化します。
何十年前の育児の常識が今は通用しないことも多くなっています。
悪気があってではないので、間違っていると否定するのは気の毒です。
もしも近くに住んでいるお姑さんに育児を助けてもらう予定があるなら、妊娠中から赤ちゃん教室に一緒に行ってみたり、育児書を読んでもらうなど、現代の育児の知識を持ってもらいましょう。
今からでも遅くはないので、育児書をさりげなくお姑さんの目に入るところに置いて帰ってしまいましょう。
孫のことが気になる時には、きっとページを開くと思いますよ。
手作りおやつをお願いする
おやつは時間を決めて食べさせているのに、お姑さんに預けるとご飯前でもお菓子を食べさせてしまうという不満もよくあることです。
孫が喜んで食べる姿を見ると、ついダメって言えなくなるのもわかりますが、ここは子供の健康のためにグッと堪えてもらいましょう。
市販のお菓子をできるだけ食べさせないようにして、おやつは手作りを心がけてもらいます。
おばあちゃんだからこそ作れるおやつも沢山あるはずです。
ちなみにうちの息子はおばあちゃんが作るかりんとうが一番好きなおやつでした。
素朴なおやつの味を知っているのは、子供の味覚を育てるのにとても良いことなんですよ。
市販のお菓子には、添加物が使われているので、安全面を考えても手作りのお菓子はおすすめです。
ケガの予防対策をする
子供がケガをする場所で一番多いのが家の中です。
デーブルの角などで転んだ時に頭を打つと大けがになる恐れもあります。
自宅には、子供のケガを防止する策は施してあっても、お姑さん宅でケガすると困るので、セーフティーグッズを用意するようにしましょう。
子供の動きは思いがけないので、目を離さずに見てもらうことをしっかりお願いします。
誤飲事故防止のために、日ごろからお姑さん宅に危ないものがないか、チェックしておくことも忘れずに。
子供は何でも口に入れたがるので、危険なものは手の届かないように配置するなど、受け入れ態勢を整えてもらう要請は遠慮なく言ってもいいのです。
子供の安全を守るためなので、そこはハッキリと!
言いにくい場合は、旦那さんにお願いしましょう。
まとめ
お姑さんに子供を預けることが心配になるのは、母親としては当たり前のことだと思います。
自分を育ててくれた親じゃないので、どんな子育てをしてきたのかわかりませんから。
お姑さんとの関係が上手くいっていないと、心配も不安も倍増しますので、子供を預けることがあるかも?と思うのなら、日ごろから嫁姑の関係を上手く保つようにした方がいいでしょうね。