男女が平等に生きられる世の中を目指している現代の人たちでも、やはり恋愛に関しては古くからの価値観が根強く残っています。
たとえば告白は女性からするものではなく、男性からするものだという価値観の人は若い世代にも多いと思います。

どちらから告白しても、別に関係ないと思うけどな

男の告白を待ってたら、告白しないまま惰性で付き合うことになるよ
という意見も多いでしょうが、いざ女性から告白して恋が始まると、彼の気持ちがイマイチ盛り上がらないという悩みを抱える人が少なくありません。
やはり男性は女性から告白されて始まる交際は、盛り上がらないのでしょうか。
男性心理を探りながら、考えてみました。
女性からの告白の受け止め方
女性から告白されるのは、男性にとって迷惑なわけもなく、嬉しいのは間違いありません。
よほど嫌いな相手からの告白じゃなければ、嬉しく思うのは男女共通ではないでしょうか。
ただ、そこから恋愛が始まるとなると、自分から告白した女性との交際とは違う心理が生まれるようです。
それは、自分が求められたという事実です。
彼女にとって、自分は必要な人間だと感じ、自分がいなければ彼女は悲しむだろうという責任感です。
自分から告白して付き合う相手に対しても、もちろん責任感を持ちますが、責任感の種類が少し違うのです。
告白されて付き合った彼女に対する責任感は、恋愛感情だけじゃなく人としての誠実な気持ちが混ざります。
真面目な男性であればあるほど、誠実さの方が大きな割合を占めるかも知れません。
しかし、自分から告白して付き合った彼女に対しては、「幸せにしてあげたい」「守りたい」という気持ちが強く働きます。
その責任感の違いが、恋愛の盛り上がりに影響するのではないかと考えられます。
奥手男子でも告白を待つ勇気
もしもあなたが気になっている男性が、とても奥手な人で、自分から感情を出して恋の告白ができるタイプじゃなかったとしも、あなたから告白しないで待つことをおすすめします。
たとえ、言葉に出して告白されていないけど、事実上の恋人同士のような関係が成り立っていたとしてもです。
本当は、彼から告白するまでは、恋人同士のような関係になるのもおすすめしません。
「付き合ってください」と言わなくてもOKだと思われてしまうからです。
じつは恋に奥手な男性ほど、必死になって自分を好きになってもらおうとする相手に出会えば積極的になります。
告白したいと思うはずなのです。
もしも、奥手男子の彼がなかなか告白しないのだとすれば、すでに「手に入った」と思っているからです。
彼の気持ちを盛り上がらせる方法
女性から告白して始まった恋が、男性のテンションが上がりにくいと言われても、すでに告白してしまった・・・。
という人でも、まだ大丈夫です。
これから彼の気持ちを盛り上がらせる方法はいくらでもあります。
挽回できるチャンスはあるので、落ち込まないでくださいね。
彼の気持ちを盛り上がらせる方法は、彼が手を伸ばしてもギリギリ届かない距離感を作ることです。
つまり「手に入れた存在」から「手の届かないところに行ってしまいそうな存在」になればいいのです。
具体的には、彼に連絡するのをやめて、会う約束をしない期間を作ることです。
彼はあなたから愛され、大切にされるのが当然だと思っているかも知れません。
告白されて付き合ったのですから、最初から努力も頑張りもナシで手に入れた人です。
そんな彼女の変化に気が付けば、彼から連絡するはずです。
今の関係をひっくり返すくらいのつもりなら、思い切って音信不通にするくらいの大胆さが必要だと思ってください。
変化に気が付いた彼へ
あなたからの連絡が極端に減り、会いたがらない様子を見れば、彼もさすがに変化に気が付くでしょう。
そして、なぜあなたが今までと違う様子になったのか、知りたがるようになれば、今回のミッションは90%は成功です。
あとはなぜあなたの態度が変わったのか、彼が考え始めるのを待つだけです。
告白されたから、自惚れて調子に乗った態度だったのかも知れない・・と自分を振り返るようになれば大成功でしょう。
「私から告白して付き合っているけど、ほんとは私のこと好きじゃなくて、告白されたから付き合っているだけなのかと思っている」
このような気持ちがあるから、楽しく付き合える自信がなくなりそうだったという自分の素直な気持ちを見せるのは、彼があなたの変化に気が付いてからにしてください。
追う恋と追われる恋についてはこちらでもチェックできます。
まとめ
草食系男子という言葉が流行してから随分経ちます。
男女の恋愛観も時代の流れとともに変化していますが、やはり恋する気持ちの根底にある本能は変わらない部分があるのでしょう。
男性が告白しなくても恋は始まりますが、彼のテンションが低いのは寂しいですよね。
彼の心を盛り上がらせる方法はあるので、諦めずに頑張りましょう。
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