遠距離恋愛は、お互いがかなりガマンや努力をしないと長続きしません。
会うだけでも、一大イベントに感じるほど、遠く離れたところに暮らしている人との恋は非日常なのかも知れませんね。
小さな不満から大きな不安に変わりやすく、遠距離恋愛が上手くいく割合は高くありません。
今回は、遠距離恋愛を経験した筆者も感じた不満について考えてみます。
自分ばかり会いに行く不満
遠距離恋愛という試練の多い恋は、2人が支え合う気持ちを持たなければ続きません。
それなのに、いつも自分ばかり会いに行っていれば、不満が大きくなるのも当たり前だと思います。
長距離を移動するだけでも体力を消耗しますし、移動の交通費の負担も自分ばかり・・となれば、不満がいつ爆発してもおかしくないでしょう。
ただ、遠距離恋愛になる理由は色々あります。
お互いが交互に会いに行くことが不可能なケースも考えられます。
理由によっては、仕方ないのかも知れません。
交互に会いに行けない理由
自分ばかりが会いに行くのに不満を感じていても、何か事情があるのなら「仕方ない」と思えるかも知れません。
たとえば、
家庭の事情(介護など)
身体的な理由で長距離移動できない
経済的な理由
不満の解決策
自分ばかり会いに行く不満をそのままにしていると、いつかきっと爆発します。
たとえ事情があって、納得しているつもりでも、積もり積もると大きな不満になります。
遠距離恋愛をしていると、あまり会えないので、会った時は楽しく過ごそうとするので、不満があっても押し隠してしまう人が多いのです。
でも、その不満が破裂する時には、二人の関係も終わりになるかも知れません。
そうなる前に、不満が膨らまないような対策は必要です。
交通費問題
会いに行くたびに、交通費を片方だけが負担するのは不公平です。
往路の交通費は自分で払い、帰路の交通費は相手が払うようにするなど、相談して決めましょう。
交通費の負担はしないけど、滞在中の飲食代などを全て負担するなど、公平になる方法は2人で話し合って考える必要があります。
収入のバランスもあるので、絶対に半分に割れないかも知れません。
ですが、相手の経済的な負担を考えて、心配する気持ちがある人なら、そういう話題を自分から持ち出すはずです。
会いに来てくれるのが当たり前だと思われる前に、必ず交通費の問題は話合うべきでしょう。
疲労へ気配り
長距離移動の手段には、飛行機、新幹線などの高速鉄道、深夜バス、自家用車移動などです。
飛行機や新幹線を使った移動は、交通費の負担がかなり重くなるので、経済的に余裕がないのなら深夜バスや自分で車を運転して移動するしかないでしょう。
深夜の長距離バスに移動は、料金はかなり安いのですが、しっかり眠ることもできないし、体も痛くなります。
自分で長時間の運転をするのも疲れます。
そういう疲労に対するケアをしっかりしてくれる人じゃないと、自分ばかりに負担がかかることに嫌気がさしてしまうでしょう。
長距離移動の疲労は、経験しないと実感できません。
仕事が終わってその夜にバスの乗り込み、またバスで帰るのは、本当に疲れます。
仕事にも支障が出てしまうかも知れないので、会いに行ってもあちこち外出したりせずに、ゆっくりと疲れを癒せるような気配りが必要です。
たまにしか会えないから、テンションが上がってしまうかも知れませんが、長く付き合うためには、疲れ過ぎないようなデートを考えましょう。
会いに行く回数を減らす
じつはこのブログを書いている私も、遠距離恋愛経験者です。
それほど長い期間ではありませんでしたが、会いに行くのは圧倒的に私が多かったです。
9:1くらいの割合でした。
知り合ったのがSNSだったので、初めて会う時までに数週間の時間がありました。
彼がなかなか会う日を決めなかったので、私が会いに行くことを決めて、初めてのデートをしたのです。
その後も、自分が会いに行かなければ、なかなか会う日が決まらなかったので、私ばかりが会いに行く結果になってしまったのです。
これは自分が招いた結果です。
付き合い始めて間もない頃は、とにかく会いたい気持ちが先走っていました。
彼は行動的ではないタイプだったので、待っていれば勝手に会いに来てくれると思わせてしまったのでしょう。
もしも付き合い始めに気持ちが盛り上がってしまい、自分ばかり会いに行っていることに不満を感じ始めたなら、会いに行く回数を今までの半分以下に減らしてみてください。
「今まで無理してしまって、お金もキツイし、体もキツイから」とハッキリと言って会いに行く頻度を激減させると、相手から会いに来る可能性があります。
まとめ
遠距離恋愛しているのに、自分ばかり会いに行くことに疑問を感じない人はほとんどいないはずです。
事情はある場合は除き、お互いを思いやる気持ちがあるのなら、交互に行ったり来たりできるはずです。
自分が会いに行くのが当たり前になってしまったのなら、今からでも遅くないので、会いに行く回数をグッと減らして、不満の芽を育てないようにしてください。