電力に頼って生活している現代人にとって、停電はとても困ります。
短い時間の停電で終わっても、「また停電するのでは?」としばらく不安になったりするものです。
よほど大きな自然災害でもない限り、めったに停電はしませんが、停電の夢を見たりすると、心配になるかも知れません。
今回は、停電の夢に潜む心理について解説します。
停電の夢を見る心理とは
私たちにとって、電力は欠かせないインフラです。
食糧の保存も、家の中の空調も、掃除洗濯炊事などの家事などは全て電力に頼って生活している方はほとんどでしょう。
そんな生活に欠かせない電力が停まってしまう夢は、あなたの生活への不安が根底にあります。
今の生活に対して、大きな不安はなくても、何か起こった時の備えなどが十分でなければ常に不安はつきまといます。
もしも災害などの備えをしていないのならば、いい機会だと思って準備してはいかがでしょう。
停電を楽しんでいる夢
子供の頃、台風や雷などで停電すると懐中電灯やろうそくの灯りだけを頼りにした記憶はありませんか?
そんな時、あなたは怖がる子だったでしょうか。
意外とワクワクしていたという人が多いようです。
停電になっても、怖がったり不安になっているのではなく、まるでキャンプしているようにワクワクしていた夢であれば、あなたがとても前向きになっているサインです。
停電というトラブルでも、それを楽しむ余裕すら持っているのですから、あなたの活力が満ちている時だと言えます。
夜中に停電する夢
真夜中の停電ほど困ることはありません。
停電すれば、周囲も暗闇になるので、足元すら見えなくなってしまうでしょう。
夜中の停電の夢は、近い未来への不安や恐怖心の表れだと考えます。
目の前が真っ暗になるような事態は、誰でも避けたいと思いますが、あなたは少し心配し過ぎなのではないでしょうか。
用心深いことは良いことですが、あまり過度に心配するのは、自分自身を苦しめることになります。
準備をしっかりした上で挑めば、大きな失敗のリスクは軽減できるはずです。
真夏に停電する夢
真夏に停電する夢は、あなたの身体的な不安のサインです。
温暖化の影響はどんどん大きくなり、真夏は命の危険すら感じるほどの異常な高気温です。
昔は贅沢な家電だったクーラーは、今では必需品になりました。
また、冷蔵庫がなければ、食品も保存できないので、真夏の停電は人間の生活を脅かします。
真夏に停電する夢を見たのが夏以外の季節だったとしても、良い睡眠がとれていない可能性があります。
良い眠りがとれない原因を探る必要があるのではないでしょうか。
エレベーターの中で停電する夢
エレベーターが停電により停止する夢は、とても怖い夢だったと思います。
ホラー映画やサスペンス映画などでも、エレベーターを使うことがありますよね。
心理的な圧迫感と恐怖心を感じやすい場所なのです。
エレベーターが停電により停止して、しばらく閉じ込められる夢を見たのは、あなたが思い描いている近い未来へスムーズに進めないことを意味しています。
途中で邪魔が入ったり、問題が起きて立ち止まってしまう予感があるのかも知れません。
停電で電車が止まる夢
電車に乗車中に停電して閉じ込められる夢は、パニックに対しての恐怖心が影響していると考えられます。
エレベーターが停電する夢と似ていますが、電車が停電で止まるのは「起こるはずのないこと」が起きる不安を強く感じているのでしょう。
日頃から思いがけない災難に備えることができていれば、必要以上の不安を感じることはありません。
備えなければいけないのに、後回しにしているなど、気がかりなことがあるのなら、すぐに始めた方が良さそうです。
嵐で停電する夢
台風や暴風によって停電する夢は、現実にも起こる可能性があるので、嵐で停電する夢は予知夢のような気がするかも知れませんね。
実際に気象予報で台風が接近しているのなら、その不安が見せた夢でしょう。
しかし、そういう予報もないのに、嵐で停電する夢を見るのは、あなたの周りに起こっている問題が全て吹き飛んで解決することを示しています。
停電しても、灯りを見つけられるという安心感もあるはず。
あなた自身に、問題を解決できる自信が生まれたのではないでしょうか。
信号機が停電している夢
信号機が停電すると、交通が乱れてしまいます。
停電によって信号が消えてしまう夢を見るのは、あなたが誰かの助言を求めているのに、誰も助けてくれないことへの不満だと考えられます。
信号機は、進む、止まると指示します。
あなたは自分だけの判断で進むべきか止まるべきか、決め兼ねているのではないでしょうか。
もっと周りの人に素直に助けを求めても良いのではないでしょうか。
停電が復旧する夢
停電が復旧して電気が使えるようになる夢は、あなたの心に希望の光が見えてきたサインです。
今まで暗闇にいるような不安を感じていたのなら、もうそんな不安に悩まされることもなくなるはずです。
あなた自身が光を灯そうとした結果だと思います。
停電してスマホが切れる夢
停電した時に真っ先に頭をよぎるのは「スマホ(携帯電話)のバッテリーは大丈夫かな?」という心配だという人なら、バッテリー切れの夢を見るのも理解できるでしょう。
それだけスマホに依存しているからなのかも知れません。
ですが、スマホに依存しているわけじゃなくても、欠かせないツールでもあるので、停電の夢でスマホのバッテリーはつながっているのです。
いざという時に困らないように備えていないと、小さな不安が心の片隅にあるのでしょう。
また、何かトラブルが起こった時に、助けを求められる人に連絡できないことへの不安も影響します。
自分の身に起こった問題を解決する自信がないのも理由の1つではないでしょうか。
懐中電灯を探す夢
停電して慌てて懐中電灯を探している夢は、誰かの手助けやアドバイスを求めていると考えられます。
ただ、暗闇の中では思うように懐中電灯を探せずに、かなり手間取ってしまうような夢であれば、なかなか手助けしてくれる人が近くにいないのだと思います。
すぐに見つかるようであれば、良い助っ人が近くにいるということでしょう。
自分の家だけ停電する夢
周りの家は電気が通っていて、照明が明るく灯っているのに、なぜか自分の家だけ停電して真っ暗闇という夢。
このような夢を見るのは、自分だけが不運な境遇にあると思いがちで、何をしても上手くいかないような気分になりがちな時と考えられます。
周りと自分を比べたくなってしまうのは、今の自分に不満があるからでしょう。
自分の環境を変えてみる時期なのではないでしょうか。
まとめ
停電の夢を見ると、不安に感じると思います。
ですが、停電の夢にも良い兆しのサインがあるので、必ずしも悪い夢だと思わないようにしてください。
停電という事態に対して、あなたがどう準備するのか、考える機会にもなると思います。