旦那さんの姉妹、いわゆる小姑との関係に悩んでいる人は多いでしょうね。
友達みたいに仲良くなれるケースもありますが、距離感が近くなるとトラブルになる可能性も高くなります。
小姑とは適度な距離感を保って付き合うのがいいのかも知れませんね。
今回は、小姑から聞かされる旦那の元カノたちの話にうんざりしている女性の悩みについて考えてみました。
小姑との関係に悩んでいる方は、一緒に考えてみましょう。
小姑から聞かされる旦那の元カノの話
小姑になる義理の姉や妹とは仲良くできればいいのですが、あまり親しくなると聞きたくない話を聞かされることがあります。
それが旦那の過去の恋愛話です。
元カノを家族に紹介していたり、家族とも仲良くなるほどの付き合いだったとすれば、小姑も当然のことながらよく知っています。
ですが、それをわざわざ話して聞かせる必要はありませんよね。
誰だって自分が好きになった人の過去の恋愛話を聞けば、気分が悪くなります。
知りたくなかった旦那の元カノの話を、小姑経由で知ることになるなんて、すごく腹立たしいですよね。
小姑はなぜ元カノの話を聞かせようとするのか、その理由によって対応策を考えなければいけません。
小姑が過去の話を聞かせる理由
小姑が兄弟の過去の恋愛話を嫁に聞かせる理由を3つあげています。
その理由に応じて、上手くかわす方法を見つけていきましょう。
嫌味・嫌がらせ
小姑には、兄弟の嫁に対して嫉妬のような複雑な感情を持つ人がいます。
兄弟を取られたような気持ちになるのかも知れません。
だからわざと嫌がるであろう元カノの話などを持ち出すことがあります。
嫌味や嫌がらせが理由で話す場合は、元カノの話をしながら嫁の表情をうかがいます。
相手が嫌がっている様子や、戸惑っている様子を見たいからです。
もしも話をしながらチラチラと顔色をうかがうような素振りを見せたなら、嫌味や嫌がらせが理由です。
無神経な性格
小姑がデリカシーのない無神経なタイプだとすれば、ただ共通の話題として兄弟の過去の恋愛ネタを話しているだけかも知れません。
義理の姉妹になって間もない頃には、共通のネタは少ないので、深く考えることもなく話しているのかも。
相手がそんな話を聞かされたら、どんな気持ちになるかなんて、考えられないタイプです。
このような性格の小姑は、比較的サバサバしていて細かいことを気にしないので、義理の姉妹になっても余計な神経を使わなくても済みます。
ただ、旦那の元カノの話を聞きたくないという気持ちを察することはできないので、対策を考えないとずっと続きます。
助言のつもり
助言とは、相手のことを考えてアドバイスすることですよね。
小姑がわざわざ兄弟の妻に過去の恋愛の話をすることが助言とは考えにくいのですが、実際にこのようなケースはあります。
これは私の親しい友人の話です。
結婚して5年ほどたった頃、夫の実家の敷地内に家を建てて引越すことになりました。
その時に小姑がわざわざ「近所に昔の彼女がいるけど大丈夫?」と電話を入れてきたのです。
元カノの一人や二人、地元にいても不思議じゃないのに、わざわざ知らせてくれるのがお節介で迷惑な話です。
しかし小姑は「昔の彼女が近所に住んでいるなんて、気分悪いだろうから心配になって」と言うのです。
さらに「まだ独身だから狙われないように気を付けてね」とまで・・。
悪気があるのかないのかわからないけれど、本人は忠告とか助言のつもりなのでしょう。
話を聞きたくないときの対処法
小姑が旦那の幼い頃の話をしてくれたりするのは問題ありませんよね。
ですが、幼い頃の話を始めたら要注意です。
どんどん話が広がる危険があります。
もしも小姑が夫の昔の話を始めたら、害のない範囲であれば話を聞いておきましょう。
ただ、話の内容が過去の恋愛の方向に進むのを阻止するために、夫の話を聞きながら「その時○○さん(小姑)はどうしてたんですか?」とか「○○さんと○○(夫)は仲が良かったんですか?」など、質問をして話が広がるのをブロックしてください。
自分の話をふられることで、兄弟の恋愛ネタは後回しになれば上出来です。
質問することをピックアップしてみましょう。
好きなドラマとかあります?
家族の一番の思い出は何ですか?
きょうだい喧嘩はありました?
おふくろの味と言えば何ですか?
このような質問を次々に投げかければ、小姑が元カノの話題を挟み込むすき間がなくなります。
嫌がらせのために元カノの話をする小姑への対応は、ひたすらノーリアクションがベストです。
相槌もせず、視線も合わせず、無表情のままで小姑に勝手に話をさせておきます。
兄弟の嫁に対して、嫌味のつもりで昔の彼女の話を持ち出すような人は、いじめっ子と同じです。
困った様子を見せたり、無理に話を合わせてひきつった表情を見せると、面白がってエスカレートします。
まったく耳に入らない様子を見せれば、一人で話し続けているのがつまらなくなると思います。
ぬかにクギ、馬の耳に念仏、のれんに腕押しを実践しましょう。
小姑との安全なディスタンス
小姑は、姑に比べて親しくなりやすく感じるかも知れません。
年齢が近ければ、義理の姉妹でも友達のような関係になれる可能性もあります。
もしも姑との関係に何か心配なことがあったり、夫婦の関係で問題が起こった時などに小姑と親しい間柄になっていると、力を貸してくれるかも知れません。
ですから、親しい関係になっても害が及ばないのであれば、遠ざける必要はないでしょう。
ただ今回のテーマのように、夫の過去の恋愛話をわざわざ話して聞かせるような人と親しい関係になるのは、精神的に良いとは思えません。
基本的に小姑とは一定の距離を保って、あまり親しくなり過ぎないように付き合うのが無難ですね。
相手がグイグイと距離を詰めてこようとしても、敬語を織り交ぜて、言葉使いで相手との間合いをキープするように心がけるといいですよ。
「敬語なんて使わないでよ」と親し気にされてしまうと、突っぱねるのは角が立つような気がするかも知れません。
ですが、敬語を使い続けるのは、「これ以上は近寄りたくない」という無言の意思表示になります。
親し気におしゃべりするような間柄になってから遠ざけるよりも、はじめから一定の距離を保って余計なストレスを受けないように予防線をはってください。
まとめ
今回の小姑の話は、筆者である私自身も経験しました。
再婚同士の夫婦ですから、親族も気を使うのが常識だと思っていました。
しかし結婚の報告のために義理の姉の家に訪問した時に、私の常識が崩れました。
小姑から元カノや前妻の話がどんどん出ることに驚き、そしてうんざりしました。
うちではそれ以降、私が小姑である義姉との付き合いを冠婚葬祭だけに限定しているので、聞きたくもない話を耳に入れる機会もほとんどありません。
ですが、そういう話題を平気でする人というのは、私の胸に刻んでいるので、相手が近寄ろうとすると分厚くて高い壁でシャットアウトします。
小姑も姑も同じように、距離を詰めなければ害はありません。
自分が傷つけられそうな相手だと察知したなら、素早く防衛してくださいね。