結婚するまで仲が良かった友達とお互いにママになって久しぶりに会ったら、すごく嫌な雰囲気になってしまった・・。
そんな経験のあるママは少なくありません。
独身の友達と既婚者では、話が合わないよね
双方が妬みの感情を持つのも空気が悪くなる原因かも
なるほど、色々と理由はあるようです。
ママになると普段から親しくしているママ友の方が、付き合いやすくなるからかも知れません。
割り切って独身時代の友達とは、しばらく会わないという選択もあると思います。
でも、なぜ空気が悪くなるのか、理由を理解できれば受け止め方も違うのではないでしょうか。
ママになってから、独身時代の友達との関係が上手くいかなくなったケースをまとめてみました。
結婚後に友達と疎遠になる理由
あんなに仲が良かったのに、お互いに既婚者になると、急に疎遠になるのは女性同士の友人関係ではよくあることです。
男性にも同じようなことがあるのかも知れませんが、とくに女性の方がその傾向が強い気がするのです。
その理由を考えてみましょう。
価値観が旦那基準になる
結婚すると独身時代のように、自分だけの価値観では生きられません。
同じ屋根の下で暮らす旦那さんの価値観に歩み寄らなければ、ケンカばかりしてしまいます。
価値観を旦那さんの基準に合わせてしまう女性も多いのですよね。
それが独身時代の友達関係に影響するのでしょう。
人間は一緒に居る時間が長ければ、一緒に居るの影響を多少は受けるものです。
仲の良い友達といつも一緒に行動していると、その人に似てくることもあります。
ですが、結婚すれば友達よりも旦那さんの影響を受けやすいので、独身時代のようにはいかないのです。
人に影響されやすい人ほど、結婚後は友達の顔ぶれもガラッと変わる傾向があるようです。
自分ではなく子供を比較される
友達はお互い対等なはずですが、何となく優劣がついてしまうことってありますよね。
気が強くて、リーダー的な存在の人と、天然キャラで少しドジなタイプの人が友達になると、上下関係ではなくても、何となく立ち位置が決まってきます。
でも、これが子供のことになると話は別です。
自分のことならちょっとバカにされるくらいは気にならなかった人でも、子供のことまで同じように扱われたりすればガマンできないのは当然です。
子供同士を比較したりするのも最悪です。
例えば、容姿に自信のある友達の引き立て役になっていた人でも、子供の容姿を比較されるのはガマンできないでしょう。
会話がかみ合わない
お互いが妻になり、母になると、友達同士で行動する機会も激減します。
久しぶりに会えば、話したいことが山ほどあるはずなのに、共通の話題がないので、会話がかみ合わずに気まずい空気になってしまうこともあります。
近況報告の後に会話が弾まないのは、仕方ないことです。
独身時代に仲が良かったとしても、それはお互いが近い存在にいたから成立していた友情なのではないでしょうか。
マウンティングしたがる
マウンティングとは、自分の方が上だと主張したがることです。
わかりやすいマウンティングをする人は、そもそも好かれないですし、友達も少ないでしょう。
問題は、マウンティングしているようには見えないのに、じつはマウンティングするタイプです。
女性は結婚して家事や育児が生活のメインになると、自分が評価される機会が少なくなります。
それがマウンティング行為に走らせるのです。
旦那さんの職業や収入、肩書などでマウンティングしたがるのは、自分が社会とかかわりが乏しくなっているからかも知れません。
友達の旦那さんや子供のことをわざとらしく褒めて、自分の方がスゴイとわざわざ言わせるようなマウンティングをする友達とは、疎遠になっても仕方ないと思いますよ。
羨むのをやめることで解決
無いものねだりという言葉があるように、人は自分の置かれた状況に少しでも不満を感じると、人を羨む傾向があります。
何の不満もない人なんて、ほとんどいませんから、誰もが人を羨ましく思う瞬間があるはずですよね。
独身の人は、既婚の女性が羨ましく見えることがあるように、既婚者から見れば独身の人は羨ましく見えます。
独身から見れば、既婚者を妬み、既婚者は独身の友達が自由にしているのを羨んで妬む気持ちが根底にあれば、険悪なムードになってしまいますよね。
自分の状況に不満があったとしても、人を羨まないように努力すれば、状況が変わってもずっと友達でいられるのかも知れませんよ。
まとめ
独身時代の友達とは、結婚してしばらくの間は距離を置いてみるのも1つの方法です。
子供の手が離れて、それぞれが自分の時間を持てるようになると、また違う関係で友情を深めることができると思います。
嫌な気持ちになって、友達との縁が切れるくらいなら、しばらく会わない方が良いでしょう。
ほんとうに大切な友達だと思っていた人なら尚更です。
何年も会わなかったとしても、またすぐに元に戻れる人なら、きっと生涯の友人になるはずですよ。