嫁の立場から言わせてもらえば、自分たちの家に姑が来るのは、気分的にも負担に感じます。
人それぞれ感じ方は違うでしょうが、家族を迎えるというよりも、お客様感覚になってしまうので、気を使うのですよね。
最近は、子供が少ないので、必然的に孫の人数も少なくなり、1人の孫に4人の祖父母が群がるようにして可愛がってしまうことも。
孫可愛さで自分の気持ちを抑えられなくなる状態を「孫フィーバー」と呼ぶそうです。
そんな孫フィーバー状態の姑が、数日おきに孫に会いに来るために訪問するようになり、精神的に圧迫されて困っているというお嫁さんの悩み。
どう対処したら良いのか、方法を集めてみました。
孫フィーバーの典型的な例
孫を溺愛する祖父母の行動は、共通する部分が多いようです。
自分の親でも、あまりに溺愛されるとイライラするのに、姑が孫フィーバーになると困りますね。
典型的な孫フィーバーの例です。
会いたい攻撃のライン(メール)
とにかく会いたいので、どうでも良いことで会いに来ようとします。
「○○もらったからお裾分けに行くね」
「ちょっと買い物に行くついでに寄るわね」
今の姑はメールやLINEも使いこなせるので、電話を留守電にするだけじゃ居留守という手も使えません。
おもちゃ攻撃で孫を釣る
孫が可愛いから、おもちゃを買い与えてしまうのは、昔からよくあることです。
親としては、おもちゃの与え過ぎは控えたいと思っていても、孫が喜ぶ顔を見たい気持ちと、孫から好かれたい気持ちでついおもちゃを買い与えてしまいます。
教育的なことを無視
孫を溺愛するあまり、子供を甘やかしすぎてしまうのは、孫フィーバーの典型です。
子供は祖父母を逃げ場にしてしまうので、親のしつけも効き目がなくなるので困ってしまいます。
おやつをダラダラ食べさせたり、見せたくないテレビ番組を見せたり、親としては、やめて欲しいことでも全く無視してしまうほど、溺愛してしまうのです。
孫フィーバーの姑の訪問対策
孫フィーバーで困るのは、姑が連絡もナシに突然訪問されることでしょう。
LINEやメールで連絡されても、「あと30分でいくから」なんて、困りますよ。
そういう姑の突撃訪問に、どう対策すればよいのか、先輩ママさんたちの意見を参考にまとめてみました。
習い事をさせる
赤ちゃんからリズム教室やスイミングなどに通わせることもできるので、姑に費用を出してもらい、習い事をさせて、突撃訪問を阻止してみるのはどうでしょう。
姑が習い事に反対した場合は、自分たちで費用を出してでも通わせれば、姑の訪問を断る口実が作りやすくなります。
ママ友と連携する
習い事と同じく、姑の訪問を断る口実を作るのにママ友との連携プレーで対策するのも良い方法です。
姑トラブルを共感してくれるママ友がいれば、お互いに助け合えます。
姑が突撃訪問しても「今から○○ちゃんのママと出かける予定なんです」と言えば帰ってもらえます。
LINEしてもらったり、電話してもらえば、疑われる心配もありません。
逆に訪問回数を増やす
姑から突撃訪問されるのを阻止するために、逆に突撃訪問するという対策もあります。
近距離に住んでいるから頻繁に会いに来るわけですから、こちらからも行けるはずです。
姑に子供を預けて、買い物したり、用事を済ませるなど、ベビーシッターとして活躍してもらいましょう。
子供を甘やかされるのがイヤだから、会わせたくないという場合には使えない手ですが、突撃訪問を何とかしないという場合は、有効な対策です。
夫にハッキリ言ってもらう
自分で姑にハッキリ言えるお嫁さんは少ないと思いますし、それができるならストレスを感じるほどガマンしませんよね。
最終手段として、夫にハッキリと言ってもらいましょう。
孫に会いたい気持ちは理解できるけれど、頻繁に訪問したり、突然訪問するのは控えて欲しいと伝えてもらいましょう。
別居して生活しているからには、親子だとしても最低限のマナーは必要です。
訪問する日を決めて、それ以外は気楽に過ごせるようにルールを作ってみてはどうでしょう。
もしかして、それで姑との関係がギクシャクしたとしても、突撃訪問がなくなるなら、それでも良いと割り切って考えた方が良いですよ。
まとめ
孫フィーバーで盛り上がってしまうと、嫁の立場になって物事を考える余裕がなくなります。
相手が迷惑がっているなんて考えるよりも先に、孫に会いたいという気持ちで衝動的に行動してしまうのでしょうね。
姑の孫フィーバーにお困りの方は、突撃訪問という迷惑行為だけでもなくなるように対策してみましょう。