甘え上手な女の子ってモテますよね。
小悪魔的な魅力をふりまく女の子は、ポイントを押さえて男心をくすぐる甘え方を知っています。
あれは天性のものなんだろうか
できないだろうね~(笑)
うるさいなぁ、できないよそりゃ
甘え下手の見本みたいな人だもんね
だからほっといて!!
まあ、こんな会話を女子同士でしてしまう人たちにとって、甘え上手な女の子はお手本にしたくなる存在ではありませんか?
お手本にして上手く甘え上手のコツをつかめるかどうかはわかりませんが。
ところで、甘える女の子の中には、甘え上手ではなく甘え下手で嫌われてしまうタイプもいるんですよ。
もしも甘え下手をお手本なんかにしたら最悪です。
甘え下手とはどんなタイプの女の子なのかチェックしておきましょう。
甘えてくる女の子は可愛いけど、こんな甘え方は嫌い!というタイプをまとめています。
自分の都合で連絡してくる
小悪魔的な魅力を放つ女性は、自分勝手に連絡するようなことも許されると思っているようです。
ほんとうにメロメロに惚れ込んでいる相手になら、自分勝手に連絡してくるのも構わないのかも知れません。
そうして振り回されることに幸せを感じる時期もありますから。
ですが、付き合っているわけでもないのに、自分の都合で連絡してきて甘えた声で呼び出されるのは、いかにも男を都合よく使おうとしているのがバレバレです。
自分勝手に都合よく連絡しても嬉しそうに会ってくれる人なら、あなたの夢中なので、かなりわがままなことを言っても思う通りになるでしょう。
ですがそれがずっと続くと思うのは甘い考えです。
甘えれば自分の思い通りにできるのは、よほど相手を惚れ込ませるテクニックが必要です。
中途半端な駆け引きで男を手玉にとったつまりでいると、すぐに相手にしてもらえなくなるでしょう。
自分がよほど男を夢中にさせる自信があるのなら話は別ですが・・。
恋愛スキルがどれほどのものか、男性の態度を見ればわかりますよね。
言わなくてもわかるでしょ!
恋人同士のケンカによくあるのが、言葉が足らなくて気持ちを通わせることが上手くいかなくなりすれ違うことが原因で言い争いになることです。
一般的には男性の方が言葉が少なくて、女性の方が言葉で伝える割合が大きいのですが、言葉に頼らなくても「私の気持ちはわかるはずでしょ」と無理なことを言って困らせる女性がいます。
言葉にしなくても何を考えているのかわかるはずというのは彼氏に対する甘えです。
わかりやすいパターンとして、デートの間の彼女の甘え方の例を見てみましょう。
彼氏:そろそろお腹空いたよね?何か食べたいものある?
彼女:ううん、別にリクエストはないよ。
彼氏:じゃあ俺が食べたいものでもいいかな。
彼女:うん、それでいいよ。
彼氏:ここどうかな、少し並んでるけど食べたかったんだ(話題のラーメン屋)
彼女:う~ん、並ぶの嫌のはちょっと。
彼氏:そっか、じゃあ並んでいない向かいのうどん屋は?
彼女:・・・・・・・。
彼女の本音は、「せっかくのデートなのにラーメンとかうどんとか、そんなお店は嫌なのに、どうしてわかんないかなぁ~」
こんなパターンでデート中の雰囲気が悪くなるのは、彼女が彼氏に対して甘えているからです。
言わなくても私のこと好きならきっとわかってくれるはずなのに・・と機嫌が悪くなるのですから困ったものです。
このタイプの女性は、自分が甘え上手とも思っていませんし、わがままを言っている自覚もないことが多いですね。
何も言わなくてもわかってくれるはずというのは、彼がいつも気持ちを察するために努力していることに甘えています。
どんなに好きな彼女でも、その人の心の中を透視することなんてできません。
彼を超能力者とでも思っているのかわかりませんが、「好きならわかるはず」というのはやめましょう。
子供っぽい態度がカワイイと思い込む
子供みたいな甘え方をすれば、男の人が喜ぶというのは勘違いです。
ラブラブの恋人同士が二人きりの時に、子供みたいな甘ったれた言葉でじゃれ合うこともありますが、外でも人目をはばからずに子供みたいに甘える女の子には男性はドン引きしてしまう人が多いようです。
数か月前のことですが、関東で人気の高尾山に行った時のことです。
若いカップルの女の子が道に座り込んでしまい、「もう疲れた~、歩くの嫌だよ~」と彼氏の手をつかんだまま甘えた声で訴えていました。
お天気の良い休日の高尾山は、人で混雑しています。
座り込むのも邪魔になるし、近くを歩く小学生くらいの子供たちがジロジロと見ています。
甘えている彼女には、周囲の雰囲気が感じられないのでしょう。
「手を引っ張ってー」とか「押して~」とか子供っぽく甘える声がいつまでも続いていて、彼氏の困った顔を見ると気の毒になりました。
子供みたいな甘え方が可愛いと思い込んでいる残念なケースです。
できない女の子の演技をする
甘え下手の女子の典型として多くの男性が嫌っているのが、わざとらしく振舞って甘える人です。
「怖くてダメだから一緒に居て」
「知らないから教えて欲しい」
文字だけ見ると甘え上手な女性が使っているテクニックのようですが、それが演技だと見抜かれてしまうほどわざとらしいのはダメでしょう。
わざとらしい演技で甘えていても、それを可愛いと感じて受け取れる男性もいます。
きっとそれは「可愛いと思われたい」という姿が嬉しく感じるからでしょう。
ですが、これが常態化してしまうのは、うんざりだと思いませんか?
いつもはデキるタイプに見えるし、しっかり者のイメージの女性が時々「できない」アピールの甘え方をするのは、キュンとするかも知れませんが、常に「私ダメな子なの」を見せ続けるのは周りを疲れさせてしまいますよ。
甘え下手が許される条件
男性が嫌がる甘え方をしても許されるのは、恋愛感情がそこにあるかどうかです。
好きでもない女性に甘えられても、それはウザい女だと思われる可能性が高いのですね。
甘え上手になりたくて、男性に甘えてみても上手くいかないとしたら、自分に対して好意を持ってくれる男性を見つける力を養った方が良いと思います。
自分が好きなだけで、相手は何とも思っていないとしたら、下手な甘え方をして嫌われてしまうかも知れません。
自分に興味を持ってもらうことを先に考えてみてください。
強がりと我慢のすき間に見える甘え
ここまでは、ベタに甘える女性の特徴について見てきました。
では、日ごろからそういう甘えん坊女子を冷やかな目で見ている女性陣はどう感じたでしょう。
「私には絶対無理」と改めて感じた人も多いのではないでしょうか。
私が思うのは、そういう女性こそが甘え上手になる素質があるのではないかということです。
男性の前でわかりやすく甘える女性とは違い、弱みを見せないように強がってしまうのではないでしょうか。
もしくは、ほんとは甘えたくても「自分には無理」だと思い込んでガマンしてしまうのかも知れません。
ですが、そういう強がる気持ちの合間に見える甘えた表情を見逃さない男性もいるのです。
じつは一番甘え上手だったりするのかも知れませんね。
二面性を持つ女性の魅力についてもチェックしてみませんか。
まとめ
甘え下手な女性は損することも多いのですが、下手に甘えるのはもっと損するでしょう。
男性が思わず甘えさせてあげたくなるほど、強がって生きている女性は甘え下手かも知れませんが、そんな人が時々甘えると、男性はたまらなく可愛く見えるのではないでしょうか。