遠くに離れている一人暮らしの親が入院した!付き添いは?仕事は?

悩み

親と離れて暮らす人にとって、年々年老いていく親の健康は気になることだと思います。

超高齢化社会なので、独居老人は珍しくないとしても、何かあった時のために心の準備をしなければいけません。

私は350㎞ほど離れた場所で暮らしていた両親を2年の間に立て続けに亡くした経験があります。

もしも親のお世話をする身内が近くにいなかったら、どうすれば良かったのかと思ってしまうことが何度もありました。

その経験から、遠方の親の入院について考えておくべき点をまとめてみました。

若くて元気だと思っていても、何が起こるかわからないので、親と離れて暮らしている人はぜひチェックしてみてください。

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離れて暮らす親の入院

親が入院したという連絡が病院関係者からきた場合は、近くに親族などがいない状態だからです。

そして、本人が連絡できない状態にあるからです。

ですから、とても慌てるでしょう。

ちょっとしたパニック状態になります。

それまで病気がちでもなかったのなら、すごく驚くので、何から考えればいいのか分からないと思います。

なので、まずは冷静になって確認すべきをことを順番に聞いていきましょう。

・なぜ入院したのか(病気、ケガ、事故など)
・付き添っている人はいるのか
・現在はどのような状態なのか
・入院中の付き添いは必要なのか
・すぐに駆け付ける必要はあるのか

まずは入院することになった経緯を確認します。

そして、現在はどんな状態なのかわかれば、自分がすぐに駆け付けるべきなのか判断しなければいけません。

もしもすぐに命にかかわるようなことではない場合は、落ち着いて準備しましょう。

すぐに駆け付けられる距離にいるわけじゃないので、慌ててしまうと何度も往復できません。

とにかく落ち着いて考える時間を作ってから、慌てずに行動しましょう。

病院から遠く離れた身内に連絡が入るということは、そばに誰もいないと考えるのが自然です。

なので、自分が到着するまでの間に、病院に行ってくれる人がいないかどうか考えてみましょう。

親の兄弟姉妹や従妹など、親族で親の近くに住んでいる人がいるのなら、お願いしてみてみても良いかも知れません。

それまでの親戚関係がどうなのか・・というのもあるので、無理にお願いすることもないですが、頼める人がいるのなら自分も安心できるのではないでしょうか。

入院期間の予定がわかった後にすべきこと

親の入院がどの程度の期間になるのかがわかっているのなら、その期間に応じて自分も準備しなければいけません。

数日~1週間程度の短期間の入院であれば、仕事を数日休めれば問題ありません。

ただ、2週間以上、一か月以上と中長期的な入院になりそうな場合は、仕事をずっと休んでそばでお世話するのも難しくなります。

親の病気を理由に休職するのか、それとも仕事を一旦辞めるしかないのか・・。

すごく難しい選択を迫られることになります。

親の状態が落ち着いていて、完全看護で付き添い不要の病院であれば、週末だけ通うこともできますが、新幹線や飛行機を使わなければ通えない距離だと往復の交通費も膨らみます。

私の場合は、母親が入院している間の約2ヵ月で交通費が約30万円かかりました。

ほぼ新幹線代です。

新幹線で向かい、病室で一泊して帰るというのを週に1度のペースでしていました。

金銭的な負担も肉体的な疲労もあって、かなりつらかったです。

私以外にも母の世話をする身内がいたので、無理することもなかったのかも知れませんが、余命を告げられていたので、無理しても通いたかったからです。

私のように、入院期間=親の余命と宣告された場合は考える余地もないのでしょうが、命にかかわることではなかったり、回復の見込みがある場合は、今後の自分の生活にどう影響するのか考えないといけません。

もしも何年も治療が続くかも知れない・・となれば自分がどうすべきなのか決めなくてはいけませんよね。

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転院を考えられる余地があるのか

親の入院が長くなるとわかった場合、自分の仕事や生活を守りながらお世話するのは難しくなります。

頑張れば日帰りできるくらいの距離でも、遊びに帰るわけではないので、長く続けるのは無理が生まれます。

病状にもよりますが、自分の生活拠点の地域にある病院への転院も視野に入れて考える必要が出てきます。

そのためには、主治医に相談しなければいけません。

受け入れ可能な病院を探すこともしなければいけません。

移動手段など、病人に負担をかけない方法も考えないといけません。

横になった状態のままで移動するとなると、専用の車両を確保しなければいけません。

民間の患者移送サービスは、介助付きや看護師の付き添いなど病状に応じてオプションを付けられる業者もあります。

費用は移送距離や車両の搭載する装備などによって違いますが、安全に病人を移動させるためには必要でしょう。

転院すると、一時的に費用はかかりますが、何度も長距離を通うことを考えれば、結果的には自分の近くの病院にいてくれた方が良いのではないでしょうか。

転院できれば、安心できることが沢山あると思いますが、それが実現できるものなのか、病院側とじっくり打合せが必要です。

元気なうちに準備すべきこと

親が遠方にいると、たまにしか会えないため、親の老いを実感することがありますよね。

近くにいて、頻繁に会っていれば気が付かない変化でも、たまにしか会わないからこそ気が付くはずです。

親が倒れて入院してから大慌てするのは、誰でも同じだと思いますが、遠方にいるのならなおさら準備は大切です。

治療費や入院費など、お金の問題も生じます。

元気なうちにできることは、今すぐにでもはじめましょう。

・医療保険への加入の有無
・かかりつけ病院
・最近の健康状態
・近くにいる親しい人
・もしもの時のお金のこと

元気な親は、こういう話をされると嫌がることがあります。

「縁起でもない」とか「病気になるなんて考えたくない」など。
ですが、それで少しくらい親子が口喧嘩するくらいは仕方ないことです。

一番重要なのは医療保険の有無です。

もしも治療費や入院費が大きくなった場合に、親が自分の蓄えで払えないのなら、自分が負担することも考えなくてはいけません。

余裕のある暮らしをしている人は、心配する必要もないのでしょうが、私はかなりビビりました。

色んな補助制度があるので、きちんと申請すれば免除や控除もあるので、驚くほど高額な負担にはならないのですが、病院への支払いは請求通りにしなければいけません。

自分の生活も守らなければいけないので、医療保険があるとないとでは大違いです。

もしも親が医療保険に未加入だとわかったのなら、シニアでも加入できる医療保険を今からでも遅くないので探してみてください。

親の希望に添えないこと

遠方で一人暮らしをしている親が、どんどん年老いていくと、やはり一緒に暮らすことも考え始めると思います。

病気になってしまえば、呼び寄せることもできなくなります。

私の母親も、父親が亡くなってから一人暮らしになるので、心配になりました。

ただ、私が暮らしている土地には、母親の知り合いも親戚もいません。

無理に呼び寄せるような状態ではなかったので、最期は母親が生まれ育った土地で過ごしてもらえました。

その家族によって事情が違うので、どうするのが正解というのはありませんよね。

ただ、話し合いの機会は早めにもつ方が良いのではないでしょうか。

いつどうなるのか、わからないからこそ、元気なうちに話しておくべきだと思うのです。

まとめ

遠方に暮らす子供に迷惑をかけないように、準備している親も多いと思います。

それでも思いがけないことが起これば、冷静には行動できないのが当たり前なのですよね。

日頃から、遠く離れていてもまめに電話で声を聞いたりして、親の様子をチェックするように心がけてください。

「心配かけたくない」と連絡するのを遠慮する親も少なくありません。

「便りがないのは元気な証拠」というのは、年齢を重ねていく親世代には当てはまらないと思って接していきましょう。

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