専業主婦が育児の悩みを話すと反感を買う理由とは!共感されない原因

悩み

子供を育てた経験のある人や、子育て真っただ中の人は、育児には悩みがつきものだというのはわかっていると思います。

子育ては経験があればうまくいくわけでもなく、子供の人数だけ悩みが増えます。

個性がありますから、みんな同じなわけなくて、経験豊富なママだって戸惑うことは沢山あるはずです。

子育ての悩みは一人で抱えずに、同じ母親同士で悩みを打ち明け合ったり、育児経験を終えた先輩に聞いてもらうのも良いと思います。

ところが最近、専業主婦をしている友達からある愚痴を聞かされました。

同じマンションに住んでいるママ友に育児のことで相談したら、すごく冷たい態度をとられたんだとか。

なぜなのか、その理由を探ってみました。

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専業主婦の育児の悩み

子供を育てている専業主婦が育児の悩みを誰かに相談したりすると、冷たい態度をされたり、親身になって聞いてもらえないのはなぜなのか・・。

その理由として考えられることを見てみましょう。

時間は余るほどあるはず

専業主婦は家事や育児にじっくり時間をかけられるから、働きながら家事や育児をしている有職主婦とは違って子育ての悩みも少ないと思われがちです。

共働きで子供を保育園に預けながら時間に追われて生活している人から見れば、子供にたっぷりと時間をかけて接してあげられるのに、どして育児の悩みがあるのか理解できないのでしょう。

私の友人は、共働きの人から「ずっとママがそばにいてくれるんだから、きっとお利口な良い子になるよね~」と言われたそうです。

本心でそう思って言っているとは思えないほど嫌味な感じで・・。

その話を聞いた時に、自分が忙しくて子供に十分な時間を割いてあげられないことへの罪悪感が、専業主婦への当たりの強さになっているのではないかと感じました。

子供に向き合えるはず

専業主婦は家事と育児が仕事のようなものなのに、それも上手くできないのは、専業主婦失格なんじゃないのか?という厳しい意見を持っている人もいるようです。

さすがに専業主婦の人に面と向かって言うことはないでしょうが、匿名性の高いSNSだともっとヒドイ言葉で専業主婦の育児の悩みに対して責め立てるような意見をぶつける人が山ほどいます。

いわゆる、炎上という状態になってしまうのですよ。

専業主婦で愛情を子供に注いでいれば、子育ての悩みがすべて解決するなんてことはあり得ません。

しかも、それしかやることないと言うのもヒドイ偏見です。

専業主婦の仕事は、究極の総合職とも言われます。

完璧に家事を一人で請け負えば、報酬としては年収300万円は余裕で超えるくらいのスキルの高さが求められる仕事です。

なのに、報酬も貰えない上に、世間では三食昼寝付きで暇を持て余しているなんて思われいるのですからやってられません。

ですが、共働きの人は専業主婦を下に見ることで自分の大変な毎日を有意義なものだと思えるのではないでしょうか。

それだけ忙し過ぎて、とても大変な日々を送っているのだと思って、大目に見る気持ちを持つことも大切ではないでしょうか。

子供に構い過ぎでは

専業主婦の母親が子供のことで悩んでいることをママ友たちに相談すると、かなりの割合で言われるのが、子供にベッタリし過ぎているのが影響しているというこじつけです。

たしかに、子供の自立心を養うためには、多少の距離感などは必要です。

ですが、専業主婦も子供といつもベッタリしていては家事もできません。

子供と離れる時間もあるはずなのに、専業主婦は子供ベッタリで甘えん坊のわがままな子になってしまうという偏見があるのでしょう。

子育ての悩みを聞いてあげて、少しでもアドバイスをしてあげたいという気持ちが全くない人たちに相談しても意味はありません。

共働きの人の中には、専業主婦の大変さを理解している人も沢山いますので、相談する相手をきちんと見極めないと、自分が傷ついてしまうだけです。

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情報交換できる場所を見つける

子供を育てている間には、子供を通して知り合う人間関係がとても大きなものに感じます。

ですから、ママ友との付き合いが苦手でも頑張ってしまうのかも知れません。

ですが、専業主婦の割合が少なくなっている今、同じ子供を持つ親同士でも環境の違いで悩みを共有したり共感し合えなくなっています。

そこでもっと親同士の交流の場を広げてみることをおすすめします。

地域によってはどんな世代の人も気軽に立ち寄って交流できる場所を提供していることもあります。

地域ママ交流会というイベントを開催している自治体も増えています。

子育てサークル、子育て交流会、ママサークルなど、名称はそれぞれ違いますが、探せばきっと見つかります。

専業主婦だから・・というフィルターのかかった状態で見られることのない親同士のつながりの場所を見つければ、子育ての悩みをフラットな状態で話し合えるのではないでしょうか。

まとめ

子育ての悩みは子供の成長とともに減ってくるわけではありません。

その年齢にはその年齢なりの悩みは出てくるものなんです。

今だけガマンすれば乗り越えられると思い込んで、一人で抱え込まずに、話せる人が集まる場所に自分から飛び込んでいきましょう。

専業主婦はとかく家にこもりがちな人が多いので、地域の交流会などに思い切って参加してみることをおすすめします。

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